番外編 ③
昨日マフラー交換、バーエンド交換、エンジンスライダー取り付けまで行いましたので、本日は朝からフェンレスキット、USB電源、ETCの取り付けを行いました。
Rrフェンダー、なんとも野暮ったいですねー。
メーカーはどうしてこんな物を付けるのでしょうか?
画像のテールランプの下に見える、小さな赤いリフレクター(反射板)が有れば、Rrフェンダーが付いていなければならないと言う法的規制は無く、違法改造とはなりません。
こいつが曲者で、フェンダーにテールランプ、左右ウィンカー、ナンバープレート、リレー、ヒューズボックス、イグナイダーが直止めされており、取り外しただけではこれらのパーツが取り付けられなくなってしまい、シート下の小物入れも無くなります。
なので、取り外す場合は社外品のカスタムパーツで有るフェンダーレスキットが必要となります。
昔はこんな便利なパーツなど無く、16才の頃に乗っていたGPZ400FⅡは市販のステーでテールランプとプレートを固定し、ウィンカーはテールカウルに埋め込みタイプのウィンカーを取り付けていました。
またメカ知識にも乏しく、走行振動でプラプラし、後ろから見ていると今にも落っこちそうな状態で使用していました。
昔はバイク=非行、不良、暴走族と言う考えが構築されていて、私が16〜17の頃は全国の学校で3ない運動(免許を取らせない、買わせない、運転させない)が盛んに叫ばれていた時代でした。
無論私の出身校もその一つで、私も強制長期休暇を何度か頂きました😓。
最近は全く聞きませんが、今は自由なのでしょうか。
シートを外して、テールカウルを取り外します。
左右共にカウルの前側は差し込みで、後ろ側は下からビス止めです。
センターカウルも同じく。
テールランプは、内側からM6ボルト2本で固定されていますのて、ボルトを外し配線コネクターを抜いてランプAssyを取り外します。
リフレクターです。
これが無くなると車検に通りません。
車の場合はテールランプ内の何処かに組み込まれていますが、バイクのテールランプは小さいので別体になっています。
車の外品ドレスアップ用テールランプの中には付いていない物も有りますので、車検時には別途、バンパーなどにリフレクターを張り付けておく必要が有ります。
フェンダーのタイヤハウス側からナットを外して、内側の配線コネクターを抜き、ウィンカーを取り外します。
誤配線防止の為、左右でコネクターの色が違います。
私のCBの場合は、左側がオレンジ、右側がライトブルーになっています。
イグナイダーとリレーのコネクターを抜き、ハーネスAssyをかわしておきます。
イグナイダーとリレーも取り外します。
フェンダーの取り付けボルトM6を左右共外します。
後はシートロックワイヤーを外せばフェンダーは外れてくれます。
間違えてロックごと外しましたが、ロック自体はフレームに取り付けられていますので外す必要は有りません。
取り外したRrフェンダーから、シートロックワイヤーガイド、ワイヤー、キーシリンダー及び固定ピンを取り外します。
ワイヤー以外は、フェンダーレスキットに取り付けて使用しますので、残しておきます。
ACTIVE製のフェンダーレスキットとスリムタイプリフレクターです。
中身はこんな感じです。
結構部品点数が多いですねー💦。
これは流石の私でも、ちゃんと取り付け説明書を見ないと組めそうも有りません。
取り付け前に組んでおく部品を、組み付けておきます。
では、スタート!
取り付け完了です!
かなりややこしく、取り付け解説不能な為割愛します💦。
熱中し過ぎて、写真を撮っている余裕も有りませんでした😓。
予想以上に時間を喰いました。
リフレクターをナンバープレートと共に取り付けます。
スッキリとしたリアビューになりました。
Rrタイヤが150なので、今一迫力にはかけます・・・、まだ17インチなのが救いですが。
ホイールを換え、せめて170を入れたい所ですねー。
900ninjaでやりましたが、車のホイールを変えるのとは訳が違い、オフセットスプロケットによるチェーンラインの修正や、他車純正ホイール使用の場合は、ホイールの加工や塗装と割に手間暇が掛かります。
900ninjaはカスタムベースとしては、不動の人気車種でKnow-howも確率されており、パーツも豊富で専門ショップも有り、割とカスタムし易い車種ですが、RC42となるとなかなか大変です。
USB充電器は、バッテリーに配線を引くだけですので割愛し、続いてシートを着ける前にETCを取り付けます。
車のETCは需要や普及率や生産数が多く、比較的安く手に入りますが、二輪車の場合はそもそも登録車の絶対数も圧倒的に四輪車より少ないので、当然需要も生産数も少なく、又室内に設置する四輪車用と違い、一応精密機械ですので、高い防水機能や耐振動性が求められます。
なので、車用のETCと比較してかなり割高となっています。
もう少しこなれてくれれば良いのですが。
私は前所有車両のVストロームで初めて取り付け、売却時に取り外しておきました。
ETCは部品取り付けの他、機械自体に取り付け車両情報をインプットする、セットアップと言う作業が必要になります。
なので異なった車両に取り付けたり、車両のオーナーが変わった時、何らかの理由でナンバー変更をした場合などなど、車検証の記載事項に変更が生じた時は再セットアップをしなければなりませんが、通行料に影響を及ぼさ無ければ再セットアップしなくても犯罪にはなりません。
例えば、軽自動車でセットアップしたETCを、普通車に取り付けて使用した場合などは不正通行となり、罪名は分かりませんが犯罪行為となります。
以前摘発されていましたが、身体障害者割引きも申請時にETC、車両、カードの全てを登録しますので、違う車両に取り付けて使用した場合は犯罪行為となります。
私の今回の場合は同じ二輪車同士で、通行料は変わりませんので、暫くこのまま使用し、折を見て再セットアップを依頼しようかと思っています。
ミラーを取り外して、受信機と取り付けベースをミラーステーと共に取り付けます。
機種により、受信機を取り付ける向きや角度が違いますので注意が必要です。
向きを間違えて取り付けると、バーが開かなくなりますので大変です。
私のETCの場合は、地面となるべく水平になり、直進状態でパイロットランプが真後ろを向くように取り付けます。
ETCゲートは必ず直線ですので、ハンドルに取り付けても大丈夫です。
本体はシート下の小物入れに設置しますので、後ろまでハーネスを引きますが、なるべく目立たぬようにタンクの内側を通して後ろまで引いて行きますが、エンジンは高温になる為、ハーネスがエンジンに直接触れないようにタイラップ等で固定しておきます。
外に出たハーネスも、目立たないよう又走行風でバタついたりしないように、クランプしておきます。
但しハンドルが切れた時に、ハーネスが引っ張られ無いように少し遊びを持たせます。
シート下の小物入れに本体を設置し、前方から引いてきた受信機ハーネス先端のコネクターをカチッと爪が引っかかるまで本体に差し込みます。
もう片側のコネクターも同じように、今度は電源ハーネスのコネクターを差し込みます。
電源ハーネスを配線していきます。
先ずはマイナス、バッテリーのマイナス端子はボディーアースされている為、車体の金属部(アルミ製の部分、ゴムやビニールでフレームと遮断されている部分を除く)は全てマイナスです。
丁度手頃な場所にシートロックの取り付けボルトが有りますので一度緩めて、マイナス線のクワ型端子をボルトで挟み込み、ボディーアースします。
電源を配線します。
車の場合は、ACC電源と常プラの2系統電源の物とACC電源のみの物の2種類有りますが、バイクにはACCが無い為、Ign ONで12Vの電圧が掛かる所から電源を取ります。
Vストロームは、ヒューズから市販のヒューズ電源取り出し線を使用しましたが、今回はテールランプのスモール線から分岐接続しました。
テールランプの配線は、スモール、ブレーキ、アースと3本有ります。
仕事で行う場合は、サーキットテスターでどの線か判定してから、分岐タップなどを使用して接続しますが、自分の車両なので適当です。
テスターを取りに行くのも面倒なので、一か八かくじ引き方式で行きます。
テールランプの配線色は、緑色、緑黄色、黒?色です。
黒はアースのイメージが強いので、黒?色は外して先ずは緑黄色から・・・、カッターナイフで配線途中の被覆を剥いてETCの電源線(赤)を割り込み配線し、キーON・・・、パイロットランプは点灯しません😓。
ブレーキレバーを引くとパイロットランプが点灯・・・、ブレーキランプの配線でした。
続いて緑色の配線を同じく・・・、うんともすんとも・・・どうやらこれがアース線、三度目の正直・・・、同じく黒?色の配線に割り込ませてキーON、パイロットランプは無事点灯、黒?色が正解でした。
割り込ませたETCの電源線を、しっかりと捻じり止めて、ビニールテープで絶縁被覆をして完成です。
俗に言う素人配線と言う奴ですが、私は好んでこの方法にて割り込み配線を行います。
私が分岐タップで繋ぐと、何故か接触不良を起こす場合が多いです😓。
テールカウルとグラブバーを取り付けて、今回のカスタムは全て終了です。
フェンレスキットにはテールカウルの固定ビスの取り付け穴は有りませんので、固定ビスは付けませんが、グラブバーでガッチリと固定されているので大丈夫です。
グラブバーも取り去りたかったのですが、外すとビス穴どころの騒ぎでは無く、グラブバー取り付け部の形に沿って大穴が開いてしまうので、諦めました。
作業終了後、ETCの試験に玉島から倉敷までひと区間、作動はバッチリでした。
空冷ネイキッドの無骨なバイクにはシンプソンのヘルメットが良く似合います😁。
このシンプソンのスーパーバンテッドは15年程使用しており、何度も落っことしているので、性能は???ですが、2年前に購入したSHOEIのGT-Airよりこちらの方がやはり似合いますねー。