Grape Fairies'blog ぶどう農家の一年

ぶどう農家の通年作業を綴るブログです。

番外編 ②

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エキパイの無くなったE/g、昔やった事が有りますが、このまま始動しますと爆音と共に燃焼炎が吹き出します。

試しに走行すると、全くパワー感が無く走りませんでした。

直管でも同じくですが、抜けが良ければパワーが出ると言う訳では無いのですね。

良く考えられているものです。

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購入しておいた新品マフラーを開封します。

RPM(レーシングプロジェクトムラシマ)製の車検対応マフラーです。

サイレンサーはアルミ製、その他はフルステンです。

構成品はエキパイ4本、中間パイプ、サイレンサー、各取り付け用付属品です。

近接騒音93dbと大人し目ですが、車検の都度ノーマルに戻す煩わしさから解放されます。

4年程前にマフラーの騒音規制が改正されて厳しくなり、正規に政府の認証を受けたマフラーで無いと車検が通らなくなってしまいました。

私の若い頃は車検対応品などは無く、外品マフラー交換は音量規制に関わらず全て御法度でしたが、その後規制緩和され、二輪は音量が規定内で危険な突起物等が無く、車体寸法に影響を及ぼさず、最低地上高が確保されていればOK。

四輪は上記プラス触媒が付いていれば、正規の車検対応品で無くてもOKと言う甘い規制でしたが、法改正後の今は、ノーマル同等の補修用社外品ですら政府認証を取得していない物は車検に通りません。

警察の取り締まりの方は上記に沿わず、法改正前と変わらずに、直管や竹ヤリ等余程酷い物で無い限り、取り締まりの対象とはなりません。

私の若い頃は、マフラーを換えているだけで目を付けられ有無を言わさず御用、パトカーに乗せられ、お巡りさんがバイクを運転して所轄署へ連行、音量測定されて整備不良で切符を切られ、後日ノーマルに戻して出頭と言うパターンがざらでしたが・・・。

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話がそれてしまいましたが、排気ポートに張り付いている古いガスケットを忘れずに取り外しておきます。

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ガスケットは再使用せずに、付属の新品を使用します。

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エキパイ4本にはそれぞれ1〜4の番号が打刻してありますので、各シリンダーに間違えないように取り付けでいきます。

車のE/gはFrとRrが一目瞭然で、縦置きの場合は車体前方側がFr、横置きの場合はファンベルトが付いている方がFrで、一番Fr側がNo1シリンダー、次がNo2シリンダーと順を追いますが、バイクのE/gはどちらがFrか良く分かりません。

調べてみますと、乗車状態で見て右からNo1、No2・・・と順に数えるようです。

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各エキパイに、付属のフランジを通して排気ポートにガスケットを入れて、順番通りにエキパイを仮止めしていきます。

まだ本締めをせずに、融通の効く状態にしておきます。

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4本のエキパイの後端を、取説に従って中間パイプに差し込みます。

4in2in1タイプなので、この中間パイプでエキパイ4本を2本にまとめ、その2本を更に1本にまとめて排気します。

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中間パイプをセンタースタンドのブラケットに仮止めします。

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サイレンサーを差し込んで、上下スプリングで固定します。

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サイレンサーに付属のバンドを取り付け、バンドと右Rrショックの上側取り付け部を、同じく付属のステーで連結します。

最後にエキパイ、中間パイプ、サイレンサーの順で取り付け部を本締めして完成です。

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ノーマルの2本出しメガホンマフラーと比較して格段にカッコ良くなりたしたね。

少しは軽量化にもなりますし。

E/gを始動し、恐る恐る軽くブリッピング・・・、なかなか心地良いサウンドを奏でております。

排気音もうるさ過ぎず、静か過ぎず丁度良い感じとなりました😁。

これならご近所迷惑にもなりません。

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続いてバーエンドを、ボディーカラーに合わせてハリケーン製の赤のアルマイトに変更。

スペーサーのワッシャーを入れ忘れてしまい、スロットルのインナーパイプとバーエンドが干渉し、スロットル作動確認にE/g始動後軽く吹かすとスロットルが戻らなくなってしまい、一瞬焦ってパニックになってしまいましたが、ワッシャーを入れ直して事なきを得ました。

大阪への帰省の足にもしますので、ハンドルは少し様子を見て運転時に疲労が有れば、もう少しアップハンにしようかと思います。

16〜7の頃はバーハンで乗るなど考えも及ばず、ハリケーンセパハンをテレコに取り付けて無理な前傾にしたものですが・・・。

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これ又、前オーナーが付けたで有ろう教習車のようなE/gガードです。

転倒事にE/gの損傷を防いでくれるのは良いのですが、もう少しスマートに行きましょう。

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モリワキ製のE/gスライダーをチョイス。

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E/gガードを取り外します。

フレームにE/gと共締めしていますので、左右片側ずつ交換しないと、E/gがズレてボルトが入らなくなる恐れが有ります。

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E/gの上側取り付け部フレームに、付属のベースプレートを取り付けて、E/gと共にボルトで固定します。

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スペーサーとゴムブッシュの向きに注意して、ベースプレートにスキッドパッドをロングボルト1本で固定します。

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スッキリしてキリッと引き締まりましたね。

本日は午後からの作業となりましたので、もう辺りは段々暗く、どんどん寒くなってきましたのでここで切り上げとします。

明日は朝からフェンレス、USB電源、ETCを取り付けて、時間が有れば少し走りたいと思います。