高圧洗浄機で粗皮剥き その1
エンジン式高圧洗浄機が届きました。
工進製のJCE-1510UK ディスクフィルターと20m延長吐出ホースの3点セット品です。
水源は、打ち込みの井戸を使用しますので、オプションのディスクフィルターは必須です。
吐出ホースは10mが元々付属されていますので、これで延長ホースと足して30mまで引けます。
私の圃場は、最長で50m弱ありますのでもう1本延長ホースが必要ですが、今はこれで事足ります。
因みに最大に延長出来る長さは50mみたいです。
それ以上だとパワーが落ちるみたいです。
ぎりぎりセーフですね。
簡単な組み立てが必要なようです。
車輪のシャフトを組み付けます。
対面の固定押さえにEピンが付いているだけなので、あまり締め付けるとすぐにピンが変形します。
取説にはしっかり締め付けると有りますが、無理ですねえ。
軽くSワッシャーが潰れるくらいにしておきます。
左右同じく。
車輪を取り付けます。
取説には本締めしてから1〜2回転戻すと有りますが、これも本締めまで締める事は出来ません。
ナットのナイロンロック部までシャフトのねじ部が噛んでいるので良しとしましょう。
車輪のベアリングのガタも多く固定部のガタも有るので、かなり左右にブレますねえ。
まあ激しく動かす訳では無いので大丈夫でしょうが、この辺りはだいぶちゃっちいみたいです。
タイヤはノーパンクタイヤです。
フロントはゴム製の固定足です。
これも機械重量からして、M6のスタッドでは少し不安です。
これで足廻りは完成です。
ハンドルを取り付けます。
押し込みピンが付いているので、差し込むだけです。
ハンドル部には、ノズルがホールド出来るようになっています。
直噴(赤)15°拡散(黄)25°拡散(緑)40°拡散(白)洗剤用(黒)です。
粗皮剥きにはここにホールド出来ませんが、回転ノズルを使用します。
最後にガンホルダーを取り付けて、組み立ては完了です。
簡単ですね。
続いて作業状態に組んで行きます。
まず余水ホースを、余水吐出口に取り付けます。
ネジ式のカップリングです。
吸水ホースを組みます。
付属のストレーナーにオプションのディスクフィルターをねじ込み、さらにディスクフィルターに吸水ホースをねじ込みます。
ディスクフィルターに向きがありますが、ストレーナー側がオンタでホース側がメンタにそれぞれなっていますので、間違う事は有りません。
本体接続側は、余水ホースに同じくネジ式カップリングです。
取説には、水源にストレーナー側を入れてから本体に繋ぐと有ります。
エア噛みでもするのでしょうか?
試運転は水道直結ホースで行いますので、吸水ホースは接続しません。
ガン本体に噴射パイプをねじ込み固定し、先端に回転ノズルを取り付けます。
ガンに付属の10m吐出ホースを繋ぎ、ホースを吐出口に繋ぎます。
ノズル、ガン、吐出口はそれぞれワンタッチカプラー接続です。
これで作業準備完了です。
重要な事を忘れていました。
大半の農機は工事出荷時に、エンジンオイルや作動用オイル等のオイルが封入されていません。
試運転しないのでしょうか?
エンジンとポンプの2箇所にオイルを注入します。
共に4ストエンジンオイルでSE級以上粘度10W-30なので、標準的なエンジンオイルでOKです。
右の赤キャップがポンプ側、左のオレンジがエンジン側で、油量はポンプ450ccエンジン600ccです。
単車に使用しているオイルが残っていたので、10W-40を使用しましたので、より高温に耐えられる事でしょう(笑)。
どちらから注入しても構いませんが、ポンプ側を先に入れました。
本体正面にレベルゲージ窓が有りますので、規定量注入し、オイルレベルを確認します。
エンジン側です。
こちらは口一杯で規定量です。
ガソリンを入れ、燃料コックを開き、スロットルレバーを開き、チョークを閉じて、エンジンS/Wオン、リコイルスターター三発で無事エンジンに火が入りました。
快調です!
水道直結ホースて水道と繋ぎ、ガンレバーを引きます。
い〜いですね!!
すこぶる快調です!!
本使用が楽しみです!!
圧力ゲージの左にあるバルブで圧力が調整可能です。
下限5MPa上限15MPaですから換算すると、なんと50.986kg/㎠から152.96kg/㎠・・・物凄い圧力です💦。
通常乗用車のタイヤ空気圧が2kg/㎠程度、大型トラックで10kg/㎠程度ですから・・・。
因みに、大型トラックのタイヤが至近距離で破裂すると、風圧で人が亡くなる可能性は大いに有り、手榴弾に匹敵する破壊力だと言われています。
なかなか期待出来そうです。