高圧洗浄機で粗皮剥き その2
今日は午前中しか作業出来ませんが、早速高圧洗浄機を実際に試してみたいと思います。
どんな具合か分からないので、今年伐採予定のロザで試してみました。
結論から言うと、とんでもないパワーでした。
どうせ上っ面の浮いた皮しか剥けんやろうと、高を括ってあまり期待はしていませんでしたが、これはすごい威力です。
危険と言っても良いレベルですね。
恐るべし、高圧洗浄機と回転ノズルです。
今まで1本に一週間から十日も掛けてチマチマ剥いていたのがバカらしくなります。
500Lタンクに井戸水を張ります。
吸水ホースをタンクに沈め、洗浄機に接続します。
余水ホースを繋いで、タンクに入れます。
余水ホースは軽くて短い為、すぐにタンクから出てきてしまうので、吸水ホースに繋いでおいた方が良いです。
吐出ホースとガンをセットして引きます。
10mはやはり短いですね。
20mホースを間にかまします。
エンジンを始動し、余水ホースから水が出ているのを確認して、試し噴き・・・絶好調です。
それでは早速主幹から。
水が当たるや否や、凄い勢いで皮が剥け吹き飛んでいきます。
僅か3〜4分で主幹が剥き上がりました。
しかも上っ面の浮いた皮のみで無く、硬くへばりついている皮までもが・・・まさに瞬殺です。
思っていたより水は跳ね返ってきません。
無風状態や、風下に立たなければ合羽無しでも大丈夫です。
木屑が飛んでくる場合が有るので、保護メガネかゴーグルをした方が良いでしょう。
水滴ですぐ見えなくなりますが。
今日は風が強いので、この後合羽にビニール手袋に保護メガネと完全防備しました。
剥け難いからと言って、数秒至近距離で同じ所に当て続けると、すぐに木の中身が出ます。
かなり危険ですね。
大丈夫でしょうか💦?
一瞬でも芽に直撃すると、芽が吹き飛びます。
木の中身が出るどころか少しエグれました。
大丈夫でしょうか💦?
あまりのパワーに圧力ゲージを確認すると、17MPaでした。
上限を超えていました。
危険を感じ圧力を10MPaに、調べてみるとケルヒァーの電動で8〜9MPaくらいでした。
10MPaでもしつこく剥くと、中身が出てしまいます。
ザッとやって、仕上げは手作業で行った方が良いみたいです。
あっと言う間にこんな感じに。
水の使用量は200Lほどでしょうか。
古いナイロン紐は一瞬で吹き飛んでしまうので、別に木を吊っておいた方が良いと思われます。
少し下げた方がやり易いかと思い、亜主枝を下げてみました。
時間が無いので今日はここまで、サッサと後片付けします。
そこら中に飛び散った皮の掃除もしないといけませんね。