GrapeTopia’s blog ぶどう農家の一年

ぶどう農家の通年作業を綴るブログです。

高圧洗浄機でぶどう粗皮剥き その5

高圧洗浄機での粗皮剥きも残すところいよいよ最後の1本となりました。

最終は若い方のシャインマスカットです。

まだ剥く必要の無い若い木ですが、美化の為毎年行っています。

綺麗な木で栽培を行った方が気持ち良く、作業もはかどります。

残り2圃場のスプリンクラー セルフ工事分の資材は、来週位になるとの事なので、サッサと仕上げて行く事にします。

相変わらず今日も鬱陶しい曇天ですが、木や芽の状態も確認し易く風も穏やかで、絶好の粗皮剥き作業日和です。

土が泥濘んで非常に不快ですが、頑張って行っていきます。

f:id:GrapeTopia:20200214180715j:image

なかなか乾かない一昨日の雨水と、洗浄機の水でドロドロベタベタ非常に足元は悪いです。

こびり付いた土で長靴の重さは2倍に・・・😭。

f:id:GrapeTopia:20200214181143j:image

嘆いていても仕方が無いので、主幹から。

まだ若い木なので、昨日のオーロラと同じく剥き易く、サクサクと作業は進みます。

オーロラと同じくペロペロ剥がれて行くので、木の中身も殆ど露出する事は有りません。

この木は育成を早める為、下から苗木の新梢を2本伸ばして育成したみたいです。

あまり良く有りませんね。

本来は苗木から新梢を1本伸ばし、棚線まで伸びた時点で棚下30cm位で摘心し、そこから2本の副梢で分岐させて伸ばして行くのですが。

でもこの木の房はまだあまり大粒にはなりませんが、とても甘く美味しい実を付けます。

しかも何故か熟れるのが早いので、まだシャインが出回らない盆前から販売する事が出来るのでとても重宝しています。

f:id:GrapeTopia:20200214181702j:image

f:id:GrapeTopia:20200214181717j:image

f:id:GrapeTopia:20200214181740j:image

f:id:GrapeTopia:20200214181754j:image

f:id:GrapeTopia:20200214182112j:image

これも同じく亜主枝の重なった箇所、支柱との間、分岐等々サクサク綺麗に剥けて行きます。

f:id:GrapeTopia:20200214182145j:image

私は吊り紐に安いマイカー線を使用しています。

ビニールを止める時に使用するマイカー線程の強度は有りませんが、ナイロン紐や紙紐よりは大分強度は高いと思われますが、それでも時折吊り紐は弾け飛んで行きます。

吊り紐が外れて亜主枝がぷらぷらになると、洗浄機の水圧で亜主枝が揺れ非常にやり難い上、噴射水の当たる位置がブレて、有らぬ箇所に当たって芽を飛ばしてしまったり、支柱にぶつかって傷付けたりするので、作業中に面倒くさいですがすぐに固定した方が良いと思います。

私も頭では分かっているのですが、作業を止めてガンを置き、紐を取りに行くのが面倒でついついそのまま行って失敗しています。

仕上げの粗皮剥き後に、吊り紐は全て交換する予定です。

f:id:GrapeTopia:20200214185125j:image

f:id:GrapeTopia:20200214185201j:image

一昨年前に伸ばした延長枝です。

若い枝で皮が薄いので一見剥き易そうに思いますが、手作業で行うと非常に困難で私は一番嫌いです。

しかしこんな箇所も、洗浄機の手に掛かればスイスイと作業は進みます。

f:id:GrapeTopia:20200214194445j:image

f:id:GrapeTopia:20200214194506j:image

f:id:GrapeTopia:20200214194523j:image

f:id:GrapeTopia:20200214194606j:image

と言う訳で、約3時間弱にて仕上げもほぼ要らない位まで綺麗に仕上がりました。

全ての木の作業を終え改めて思いますが、これは本当に素晴らしい機械です。

何せ一週間から十日の作業時間が、僅か数時間に短縮されるのですから。

私はかつて、自動車整備工場を営んでいた関係上、これまで様々な機械工具に精通して来ましたが、これ程機械の恩恵に感動した事は有りません。

一つだけ不満を上げるならば、噴射圧力の確認と調整です。

そう頻繁に行う訳では無いのでまあ良いのですが、圧力計が本体に付いていますので、確認調整を行う際本体まで戻らなければならないのはまだ良しとして、噴射状態でしか圧力値が指示されませんので、長くて癖の付いた扱い難い吐出ホースを引きずりながら、いちいちガンを持って戻らなければなりません。

その上、調整ダイヤルを回すには片手でガンの噴射操作をしなければならず、ゲージとダイヤルが本体の低い位置に取り付けてあるので、不安定で非常に作業がし難いです。

女性の方や力の弱い方ですと、ガンの反動で弾かれて少し危険かと思われます。

後は巻き取りリールを付けて頂ければ、もう言う事は有りませんが・・・、高圧の耐圧ホースですので散水ホースなどと比べると重くて硬い為、片付け時のホースの巻き戻し時に捻れを直すのがかなり面倒です。

f:id:GrapeTopia:20200214210925j:image

f:id:GrapeTopia:20200214210940j:image

f:id:GrapeTopia:20200214210955j:image

f:id:GrapeTopia:20200214212833j:image

f:id:GrapeTopia:20200214212852j:image

地方によるかもしれませんが、ぶどうの本作業のシーズンはゴールデンウィーク開けくらいから本格化します。

冬に汚れる仕事をこなす為、冬の間軽トラは結構ドロドロになりますので、私は毎年シーズン前に軽トラをピカピカに磨いて気合を入れ直します。

今年はコヤツで軽トラを綺麗にしたいと思います。

それまで暫しコヤツは休息となりますので、ドロドロになってしまった洗浄機を綺麗にし、念の為タンクとキャブ内の燃料を空にしておきます。

自身を自身で洗う事が出来るので良いかと思いましたが、噴射の勢いで注意書きやメーカーなどのステッカーが見事に吹き飛んでしまいました。

時すでに遅しですが、エンジンポンプの汲み上げ水で洗うべきでした。

井戸水ですので、タンク内に結構な土砂が混ざりますので、ディスクフィルターも分解洗浄しておきました。

勿論タンク内も洗い流して綺麗にしておきます。

今回延べ約15時間程稼働させましたので、エンジン及びポンプ内部に初期馴染みによる金属スラッジがかなり出ていると思われますので、次回の洗車使用後に双方共初回のオイル交換を実施したいと思います。

機械を長持ちさせるには、やはり定期的なメンテナンスが重要です。

粗皮剥き仕上げ及び吊り紐の交換、2圃場のスプリンクラー施工、スプリンクラー の調整、育成若木の剪定、芽傷処理、メリット剤塗布、苗木の定植、ビニール張り、除草とシーズンスタートまでまだまだ仕事は山積ですが、頑張って一つ一つ着実に行って行きたいと思います。

余談ですが、本日農協より恐怖の棚工事の請求書が届きました。

ぶどう棚の施工費は高過ぎますね😤!

資材費は普通に農具店等で購入するより安いのですが、施工費は作業内容を見る限りとても納得出来る物ではありません。

作業員の方を悪く言うつもりは有りませんが、2名1日半作業で到底弾き出される金額では有りません。

ぼったくりと言っても過言ではありません。

施工業者が少なく(岡山県には2件のみ)、独占的なのも一つの要因でしょうが・・・。

更にその一部が、対応が悪く何もしない農協に流れてると思うと益々腹立たしい限りです。

今回は小額とは言え補助金を頂くので、農協を間に入れるのは致し方有りませんが・・・。

全ての農協体制、農協職員が悪いとは思いませんが、少なくとも私の知る限りの農協はとてもじゃ無いですが信用信頼のおけるものでは有りません。

施工業者、請負い業者と交渉し、見積もり額より約26万円の値引きを引き出しましたが、まだまだ納得できる額では有りませんね!

何処がせしめているのかは分かりませんが、是非改善して欲しい物です。

全く、大人しく言いなりに支払うと馬鹿を見ます。

と言う訳で、今回のぶどう棚の新設工事のトータル費用を、フル業者資材フル業者施工の一番最初の見積もり額からすると、凡そ半額に抑える事が出来ましたのでまあ良しとしておきます。

来冬は圃場2その次の冬は圃場3と、棚の建て替えを計画していますが、今回で作業行程を理解しましたので、次回からは隅柱起こし周囲線張りから全て自分で施工し、資材のみ請負い業者に発注する予定で現在見積もり中です。

アンカーはまだしっかりしてそうなので、そのまま使用するつもりにしています。

アンカーは後から別途打ち直す事も可能ですから。

 

高圧洗浄機でぶどうの粗皮剥き その4

昨日スプリンクラー の設置工事が始まる前に、さっとシャインの残りとオーロラ先端部を行っておきました。

今日はオーロラを進めて行きます。

朝一は雨上がりの曇天でじめじめし、非常に鬱陶しい天気でしたが、晴天より皮の状態や芽の位置が確認し易く、この作業には逆にこの方が良いかもしれません。

オーロラの皮はロザやシャインに比べ、かなり剥きやすかったと思います。

サクサク綺麗に剥けて行き、楽しく癖になりそうです。

仕上げの手剥きも不用な程綺麗に剥く事が出来、3時間程で終わらせる事が出来ました。

私は念入りに行ったので3時間ほど掛かりましたが、ざっと行うなら1時間も掛からないかもしれません。

芽も大きくて確認し易く、強いのか軽く当たった程度では芽が飛ぶ事は有りませんでした。

なので、芽座も結構ギリギリまで安心して行う事が出来ました。

軽く剥けて行くせいか、木の中身も殆ど露出する事は有りませんでした。

シャインとは大違いです。

何かにつけ、シャインは手が掛かりますね。

私は誤認していましたが、噴射の勢いで中身が露出するのでは無く、どうやら硬い皮を無理に剥いた勢いで最後の薄い皮がめくれて露出したり、中身ごと剥がれて少し抉れた状態になるみたいです。

f:id:GrapeTopia:20200213132614j:image

f:id:GrapeTopia:20200213132628j:image

f:id:GrapeTopia:20200213132646j:image 

f:id:GrapeTopia:20200213132709j:image

f:id:GrapeTopia:20200213132725j:image

この木は返し枝も多く(返す向きが逆で先に向かっていますが・・・)、手剥きでもこの辺りはやり難いのですが、返し枝と亜主枝の間などの箇所も簡単に綺麗に剥く事ができます。

f:id:GrapeTopia:20200213133356j:image

f:id:GrapeTopia:20200213133411j:image

枯れた芽座なんかも一瞬で綺麗になります。

f:id:GrapeTopia:20200213133503j:image

吊り紐部も、紐を外すしたりずらしたりしないでも綺麗に剥けます。

f:id:GrapeTopia:20200213133654j:image

f:id:GrapeTopia:20200213133707j:image

芽座部もギリギリまで綺麗に剥けます。

棚線が食い込んでしまった箇所も同じく。

f:id:GrapeTopia:20200213133829j:image

f:id:GrapeTopia:20200213133846j:image

f:id:GrapeTopia:20200213133900j:image

分岐部や支柱との隙間も、支柱をずらしたりせずに綺麗に剥く事が出来ます。

f:id:GrapeTopia:20200213134245j:image

f:id:GrapeTopia:20200213134304j:image

偶にこの位は中身が露出する事も有ります。

芽も確認し易く強いですが、油断していると飛ばしてしまいます。

f:id:GrapeTopia:20200213134624j:image

f:id:GrapeTopia:20200213134638j:image

f:id:GrapeTopia:20200213134654j:image

f:id:GrapeTopia:20200213134711j:image

f:id:GrapeTopia:20200213134725j:image

と言う訳で、軽く3時間程で完成しました。

後は簡単な手作業のみで仕上げる事が出来そうです。

今日は午前中しか作業出来ないのでとっとと片付けて、明日に最後の若い方のシャインを行いたいと思います。

 

 

 

ぶどうスプリンクラー 施工 その1

本日、待望のスプリンクラー の設置工事を行って頂きました。

実施した圃場は、圃場その2(圃場面積約一反)です。

この圃場には現在、成木シャインマスカット2本、成木オーロラブラック1本、昨春新植しましたピオーネ3本、オーロラブラック2本、クイーンニーナ2本、圃場その1より移植しましたシャインマスカット(今年3年目)1本の計11本が有り、今春新植予定のクイーンニーナ2本と合わせて、13本分のスプリンクラー を設置します。

スプリンクラー と言っても、地中に配管を埋め込んでいるような本格的な物では無く、棚に配管を通して吊り下げるマイクロスプリンクラー タイプです。

前者ではかなり工事が大掛かりになり、又かなり水量の有る水源を必要としますので、果樹栽培等では現在後者のタイプ、もしくは地上にチューブを這わせる点滴チューブが主流のようです。

私は現在3つの圃場を借地して、それぞれにぶどうを作付けしています。

スプリンクラー に対する知識を全く持ち合わせて無かった為、最初は3つの圃場全てを専門業者さんにお任せしようと考えていたのですが、見積もり打ち合わせ時に、業者さんの方からそんなに難しく無いので、教えてあげるからご自分で行った方が、施工費が掛からなくて安く上がりますよとの提案を頂いたので、1圃場の施工を業者さんにお願いしその折に教えて頂き、残り2圃場を自分で施工する事にしました。

3つの圃場の内、この圃場のみ木の植え付け位置の列が縦にも横にも揃っておらず、一番複雑になりそうなので、この圃場のみ作業して頂く事にしました。

予報で今日は曇りのち雨、作業完了まで天気が持ってくれれば良いのですが。

9時に業者さんが2名やって来て、資材を降し作業が始まりました。

f:id:GrapeTopia:20200212171238j:image

f:id:GrapeTopia:20200212171312j:image

棚工事の資材とは違い、メインのポリパイ以外はコンパクトにまとまっています。

f:id:GrapeTopia:20200212171723j:image

f:id:GrapeTopia:20200212171751j:image

f:id:GrapeTopia:20200212171824j:image

f:id:GrapeTopia:20200212171846j:image

先ずはメインの水路を確保する為、40mmのポリパイプを通し、周囲線にインシュロックで各所固定して行きます。

50m巻きで少し硬いので、自分で行う時は取り回しに少し苦労しそうな予感がします。

f:id:GrapeTopia:20200212172710j:image

f:id:GrapeTopia:20200212172737j:image

f:id:GrapeTopia:20200212172823j:image

f:id:GrapeTopia:20200212172859j:image

f:id:GrapeTopia:20200212172934j:image

f:id:GrapeTopia:20200212173006j:image

f:id:GrapeTopia:20200212173034j:image

次にサブ水路を2本確保する為、25mmのポリパイプ通しますが、主枝の上を潜らせて横線に固定する為、妨げになる主枝をさげておきます。

f:id:GrapeTopia:20200212175819j:image

f:id:GrapeTopia:20200212175846j:image

f:id:GrapeTopia:20200212175912j:image

f:id:GrapeTopia:20200212175933j:image

分岐アダプターの穴に裏からOリングを取り付け、メインチューブに固定し、メインチューブに穴を開けて通路を確保します。

対面を傷付けたり、ましてや貫通させたりしないよう、注意が必要なようです。

f:id:GrapeTopia:20200212190153j:image

f:id:GrapeTopia:20200212190314j:image

f:id:GrapeTopia:20200212190335j:image

程良い所でメインチューブを切断し、ディスクフィルターを取り付けます。

f:id:GrapeTopia:20200212192516j:image

f:id:GrapeTopia:20200212192625j:image

f:id:GrapeTopia:20200212192706j:image

f:id:GrapeTopia:20200212193155j:image

メインチューブの分岐アダプターに25mmの接続アダプターを取り付けて、サブチューブを取り付けます。

f:id:GrapeTopia:20200212193802j:image

f:id:GrapeTopia:20200212193830j:image

f:id:GrapeTopia:20200212193853j:image

サブチューブを棚線にインシュロックで固定して行きます。

f:id:GrapeTopia:20200212194735j:image

f:id:GrapeTopia:20200212194755j:image

メインチューブに2inのカップリングをアダプターを介して取り付け、エンジンポンプに接続します。

f:id:GrapeTopia:20200212195506j:image

f:id:GrapeTopia:20200212195532j:image

f:id:GrapeTopia:20200212200508j:image

f:id:GrapeTopia:20200212200546j:image

メインチューブにエンドキャップを取り付けて、メインチューブを塞ぎます。

ポンプで水を流して、中に入り込んだ切り屑を流し出します。

一応マイクロチューブ取り付け穴からも水が出るのを確認します。

良ければ、サブチューブもエンドキャップで塞ぎます。

f:id:GrapeTopia:20200212201850j:image

f:id:GrapeTopia:20200212201935j:image

作業順序が前後しましたが、水を通す前にパンチでサブチューブにマイクロチューブを取り付ける穴を開けます。

どちらでも良いのですが、水を通してから穴を開けると、パンチで穴を開けた瞬間に水が出て来て濡れてしまいます。

今回は木1本につき、2つスプリンクラーを設置しますので、ストレートで落とす事の出来る箇所は、株元からそれぞれ2m離れた位置のサブチューブの下側に取り付け穴を開けます。

スプリンクラー を増やす程、1つのスプリンクラー から吐出される水量は減りますが、より広範囲に灌水する事が出来ます。

このスプリンクラーの散水範囲は、標準値で半径2mですので、1つで賄う場合は株元に吊るします。

実際の散水量や散水範囲は、水源の水量、ポンプ性能、配管の全長、配管の取り回し、ポンプからの距離等様々な要因で変化しますので、机上の計算では弾き出せず、実際設置して散水して見なければ分かりません。

後から変更も可能ですので、一応広散水範囲を選択して2つ仕様にしました。

f:id:GrapeTopia:20200212205820j:image

f:id:GrapeTopia:20200212205853j:image

f:id:GrapeTopia:20200212210255j:image

サブチューブからズレている箇所は、マイクロチューブで分岐延長し、棚線を這わせて株元2mに2つ落としますので、距離を測定してサブチューブの程良い場所の側面にパンチし穴を開けます。

f:id:GrapeTopia:20200212210730j:image

f:id:GrapeTopia:20200212210753j:image

f:id:GrapeTopia:20200212210825j:image

f:id:GrapeTopia:20200212210848j:image

f:id:GrapeTopia:20200212210915j:image

測定値より各マイクロチューブを切り出し、両端にコネクターのオンタ、メンタをそれぞれ取り付けます。

チューブをバーナーで炙って、柔軟性を持たせてからコネクターをはめ込みます。

f:id:GrapeTopia:20200212211914j:image

f:id:GrapeTopia:20200212211939j:image

f:id:GrapeTopia:20200212212031j:image

スプリンクラー チューブは、マイクロチューブにコネクターとスタビライザー、バランスウェイトが組み込まれたメーカー出来合いの物を使用します。

ストレートの箇所はそのまま、パンチで下側に開けた穴に差し込み取り付けます。

それぞれの接続部にはシールも入っていませんし、又各所シーリングも施しませんが、不思議な事に全く水漏れなどは起こしません。

どの位かは分かりませんが、入水量と出水量から考えてもある程度の水圧が掛かっていると思うのですが。 

チューブの長さ等好みが有れば作成しても良いのですが、当然こちらの方が手っ取り早いです。

スプリンクラー の地上高を低くするのなら作り直さなければなりませんが、高くする分にはチューブを手繰って固定すれば高くなります。

高くすればより散水範囲は広がりますし、低くすればより狭めて集中させる事が出来ます。

これも様々な要因にて変化しますので、実際に散水してから検討する事にします。

f:id:GrapeTopia:20200212214113j:image

f:id:GrapeTopia:20200212215158j:image

f:id:GrapeTopia:20200212215231j:image

f:id:GrapeTopia:20200212215302j:image

f:id:GrapeTopia:20200212215331j:image

サブチューブからズレている箇所は、測って切り出したマイクロチューブを棚線に沿って這わせてスプリンクラー を落とす場所まで延長し、スプリンクラー チューブを取り付けます。

這わせた延長チューブはインシュロックで固定します。

もう一息ですが、ポツポツと雨が降り始めたようです。

f:id:GrapeTopia:20200212215926j:image

f:id:GrapeTopia:20200212220139j:image

全てのスプリンクラー チューブを取り付けたらいよいよ最終、それぞれのスプリンクラーチューブにスプリンクラー ヘッドを取り付けて、作業は完了です。

因みにスプリンクラーヘッドは、ネタフィムジャパン製のスピンネットモデル200を使用しています。

テクニカルデータは、私が見ても良く分かりませんので割愛します。

気になる方は調べてみて下さい。

f:id:GrapeTopia:20200212221003j:image

f:id:GrapeTopia:20200212221114j:image

f:id:GrapeTopia:20200212221135j:image

いよいよ初散水スタートの時間になりました。

雨がだんだん強くなりつつ有りますので、急がなければなりません。

ポンプを始動し、水がそれぞれ到達し水圧が上がるまて息を呑み見守ります。

1〜2分位後でしょうか、徐々にスプリンクラー が回り出し散水を始めました。

スプリンクラー にはタイムラグが有るようです。

何枚か撮影しましたが、画像では分かりづらいですね、一応全開で回っています。

f:id:GrapeTopia:20200212221230j:image

f:id:GrapeTopia:20200212222454j:image

数分しか散水しておらず、雨で地面も湿気てきましたのでハッキリとは分かりませんが、どうも予想より水量も足りず、散水範囲の位置も今一のような気がします。

出来れば株元から2m当たりの、一番水分や養分の吸収の良い根が集まっている場所に散水が集中するように、試行錯誤しないといけないかもしれません。

晴天が続いて、土が乾燥している時に再度散水して、散水状況を確認したいと思います。

何はともあれ、何とか無事に本降りになる前に完成し、安心しました。

13時過ぎ、丁度後片付けが終わる頃、本降りになりだしましたので、業者さんにお礼を言って見送り本日の作業は終了としました。

f:id:GrapeTopia:20200212224702j:image

f:id:GrapeTopia:20200212224718j:image

f:id:GrapeTopia:20200212224742j:image

f:id:GrapeTopia:20200212224757j:image

昨年の夏から井戸を使用していませんので、念の為ディスクフィルターの圧力を抜いてから取り外し確認した所、ケース内に土砂が大量に溜まっていました。

この辺にも、散水量不足の要因の一端が有るのかも知れません。

暫く使用する内にましになるかとは思いますが・・・、一先ずフィルターとケースを持ち帰り洗浄したいと思います。

 

高圧洗浄機で粗皮剥き その3

朝一から昨日のロザの残りをサッサと終わらせて、問題のシャインに取り掛かりました。

若木のうちは割と楽に剥く事が出来ますが、歳を取るにつれ皮が硬くへばり付くようになります。

上っ面の皮も他品種のように、幅3〜4cmくらいでペロンと剥ける事は無く、2mmくらいの千切り状にになり、引っ張ってもすぐに切れてしまいます。

コヤツにはいつも苦労させられます。

果たして高圧洗浄機が通用するでしょうか?

f:id:GrapeTopia:20200211183955j:image

f:id:GrapeTopia:20200211184019j:image

f:id:GrapeTopia:20200211184035j:image

ロザはあっさり終わらせる事が出来ました。

亜主枝を少し下ろして行ってみましたが、亜主枝が揺れてしまって、余計やりにくくなる事がわかりましたので、これからはちゃんと吊った状態で行いたいと思います。

f:id:GrapeTopia:20200211184724j:image

先にオーロラの主幹部を試してみる事にしました。

この木は昨年執拗に剥いていますので、まだ浮いて来たりはしていません。

オーロラはまあ楽に剥く事が出来ますが、手剥きではやはり1本に一週間位掛かります。

10MPaで行ってみます。

f:id:GrapeTopia:20200211185259j:image

f:id:GrapeTopia:20200211185330j:image

f:id:GrapeTopia:20200211185403j:image

f:id:GrapeTopia:20200211185418j:image

浮いた所が無い為、最初少し手間取りましたが、一旦捲れ始めるとサクサクと剥けて行きました。

10MPaで十分なようです。

5〜6分程で主幹部が綺麗に剥き上がりました。

中身が見えたのも小さく、1〜2ヶ所くらいですみました。

f:id:GrapeTopia:20200211184740j:image

さて問題の、古い方のシャインマスカットです。

主幹部は先日手剥きで行いましたが、余りにも硬い為上っ面しか剥いていません。

昨年も最終の後回しにし、主幹を少し行った所でタイムオーバー・・・諦めました。

f:id:GrapeTopia:20200211190940j:image

f:id:GrapeTopia:20200211190959j:image

f:id:GrapeTopia:20200211191014j:image

やはり流石にチト硬いですね。

体感的には、ロザやオーロラの3〜4倍くらいの時間が掛かっているように感じます。

それでも手剥きを思うと夢のようです。

面倒なので、圧力を15MPaの上限にセットして行います。

かなり楽になりましたが、気を抜くとやはりエグれてしまいます。

上限で行っても、やはり他品種の倍近くは掛かるみたいです。

かなりの水と木屑を浴びてしまいました。

やはり合羽と保護メガネは必要なようです。

それにしても、水と燃料を良く消費します。

H型の成木1本につき、水がおおよそ1t弱、燃料が2タンク必要なようです。

それでもこれは画期的ですねえ、私は農機具メーカーの回し者ではありませんが、全国のぶどう 農家の皆さんこれは買いです。

仕上げの手剥きを考え無ければ、ワンシーズンに4反くらいはこなす事が出来るかも知れません😄。

f:id:GrapeTopia:20200211203018j:image

f:id:GrapeTopia:20200211203033j:image

f:id:GrapeTopia:20200211203059j:image

あと少しでシャイン1本終了ですが、西日で芽が見えにくくなって来ましたので、今日はこの辺りでお開きにします。

明日はいよいよスプリンクラー 設置工事です。

天気がもてば良いのですが。

 

 

 

 

 

高圧洗浄機で粗皮剥き その2

今日は午前中しか作業出来ませんが、早速高圧洗浄機を実際に試してみたいと思います。

どんな具合か分からないので、今年伐採予定のロザで試してみました。

結論から言うと、とんでもないパワーでした。

どうせ上っ面の浮いた皮しか剥けんやろうと、高を括ってあまり期待はしていませんでしたが、これはすごい威力です。

危険と言っても良いレベルですね。

恐るべし、高圧洗浄機と回転ノズルです。

今まで1本に一週間から十日も掛けてチマチマ剥いていたのがバカらしくなります。

f:id:GrapeTopia:20200210125516j:image

f:id:GrapeTopia:20200210125533j:image

f:id:GrapeTopia:20200210125553j:image

500Lタンクに井戸水を張ります。

f:id:GrapeTopia:20200210125744j:image

f:id:GrapeTopia:20200210125802j:image

吸水ホースをタンクに沈め、洗浄機に接続します。

f:id:GrapeTopia:20200210125914j:image

f:id:GrapeTopia:20200210125927j:image

余水ホースを繋いで、タンクに入れます。

余水ホースは軽くて短い為、すぐにタンクから出てきてしまうので、吸水ホースに繋いでおいた方が良いです。

f:id:GrapeTopia:20200210130209j:image

f:id:GrapeTopia:20200210130233j:image

f:id:GrapeTopia:20200210130314j:image

吐出ホースとガンをセットして引きます。

10mはやはり短いですね。

20mホースを間にかまします。

f:id:GrapeTopia:20200210130753j:image

f:id:GrapeTopia:20200210130810j:image

f:id:GrapeTopia:20200210130827j:image

エンジンを始動し、余水ホースから水が出ているのを確認して、試し噴き・・・絶好調です。

f:id:GrapeTopia:20200210131055j:image

それでは早速主幹から。

f:id:GrapeTopia:20200210131146j:image

f:id:GrapeTopia:20200210131208j:image

f:id:GrapeTopia:20200210131254j:image

f:id:GrapeTopia:20200210131438j:image

f:id:GrapeTopia:20200210131502j:image

水が当たるや否や、凄い勢いで皮が剥け吹き飛んでいきます。

僅か3〜4分で主幹が剥き上がりました。

しかも上っ面の浮いた皮のみで無く、硬くへばりついている皮までもが・・・まさに瞬殺です。

思っていたより水は跳ね返ってきません。

無風状態や、風下に立たなければ合羽無しでも大丈夫です。

木屑が飛んでくる場合が有るので、保護メガネかゴーグルをした方が良いでしょう。

水滴ですぐ見えなくなりますが。

今日は風が強いので、この後合羽にビニール手袋に保護メガネと完全防備しました。

 

f:id:GrapeTopia:20200210132038j:image

f:id:GrapeTopia:20200210132100j:image

剥け難いからと言って、数秒至近距離で同じ所に当て続けると、すぐに木の中身が出ます。

かなり危険ですね。

大丈夫でしょうか💦?

f:id:GrapeTopia:20200210132453j:image

f:id:GrapeTopia:20200210132509j:image

一瞬でも芽に直撃すると、芽が吹き飛びます。

木の中身が出るどころか少しエグれました。

大丈夫でしょうか💦?

あまりのパワーに圧力ゲージを確認すると、17MPaでした。

上限を超えていました。

危険を感じ圧力を10MPaに、調べてみるとケルヒァーの電動で8〜9MPaくらいでした。

f:id:GrapeTopia:20200210133438j:image

f:id:GrapeTopia:20200210133455j:image

10MPaでもしつこく剥くと、中身が出てしまいます。

ザッとやって、仕上げは手作業で行った方が良いみたいです。

f:id:GrapeTopia:20200210133914j:image

f:id:GrapeTopia:20200210133934j:image

f:id:GrapeTopia:20200210133953j:image

あっと言う間にこんな感じに。

水の使用量は200Lほどでしょうか。f:id:GrapeTopia:20200210135010j:image

f:id:GrapeTopia:20200210135040j:image

f:id:GrapeTopia:20200210135101j:image

古いナイロン紐は一瞬で吹き飛んでしまうので、別に木を吊っておいた方が良いと思われます。

少し下げた方がやり易いかと思い、亜主枝を下げてみました。

時間が無いので今日はここまで、サッサと後片付けします。

f:id:GrapeTopia:20200210135546j:image

そこら中に飛び散った皮の掃除もしないといけませんね。

高圧洗浄機で粗皮剥き その1

エンジン式高圧洗浄機が届きました。

工進製のJCE-1510UK ディスクフィルターと20m延長吐出ホースの3点セット品です。

水源は、打ち込みの井戸を使用しますので、オプションのディスクフィルターは必須です。

吐出ホースは10mが元々付属されていますので、これで延長ホースと足して30mまで引けます。

私の圃場は、最長で50m弱ありますのでもう1本延長ホースが必要ですが、今はこれで事足ります。

因みに最大に延長出来る長さは50mみたいです。

それ以上だとパワーが落ちるみたいです。

ぎりぎりセーフですね。

f:id:GrapeTopia:20200209174614j:image

f:id:GrapeTopia:20200209174637j:image

f:id:GrapeTopia:20200209174704j:image

簡単な組み立てが必要なようです。

f:id:GrapeTopia:20200209175427j:image

車輪のシャフトを組み付けます。

対面の固定押さえにEピンが付いているだけなので、あまり締め付けるとすぐにピンが変形します。

取説にはしっかり締め付けると有りますが、無理ですねえ。

軽くSワッシャーが潰れるくらいにしておきます。

左右同じく。

f:id:GrapeTopia:20200209180130j:image

車輪を取り付けます。

取説には本締めしてから1〜2回転戻すと有りますが、これも本締めまで締める事は出来ません。

ナットのナイロンロック部までシャフトのねじ部が噛んでいるので良しとしましょう。

車輪のベアリングのガタも多く固定部のガタも有るので、かなり左右にブレますねえ。

まあ激しく動かす訳では無いので大丈夫でしょうが、この辺りはだいぶちゃっちいみたいです。

タイヤはノーパンクタイヤです。

f:id:GrapeTopia:20200209180108j:image

フロントはゴム製の固定足です。

これも機械重量からして、M6のスタッドでは少し不安です。

f:id:GrapeTopia:20200209181951j:image

これで足廻りは完成です。

f:id:GrapeTopia:20200209182315j:image

f:id:GrapeTopia:20200209182435j:image

ハンドルを取り付けます。

押し込みピンが付いているので、差し込むだけです。

ハンドル部には、ノズルがホールド出来るようになっています。

直噴(赤)15°拡散(黄)25°拡散(緑)40°拡散(白)洗剤用(黒)です。

粗皮剥きにはここにホールド出来ませんが、回転ノズルを使用します。

f:id:GrapeTopia:20200209183204j:image

最後にガンホルダーを取り付けて、組み立ては完了です。

簡単ですね。

f:id:GrapeTopia:20200209183817j:image

f:id:GrapeTopia:20200209183858j:image

続いて作業状態に組んで行きます。

まず余水ホースを、余水吐出口に取り付けます。

ネジ式のカップリングです。

f:id:GrapeTopia:20200209184809j:image

f:id:GrapeTopia:20200209184832j:image

吸水ホースを組みます。

付属のストレーナーにオプションのディスクフィルターをねじ込み、さらにディスクフィルターに吸水ホースをねじ込みます。

ディスクフィルターに向きがありますが、ストレーナー側がオンタでホース側がメンタにそれぞれなっていますので、間違う事は有りません。

本体接続側は、余水ホースに同じくネジ式カップリングです。

取説には、水源にストレーナー側を入れてから本体に繋ぐと有ります。

エア噛みでもするのでしょうか?

試運転は水道直結ホースで行いますので、吸水ホースは接続しません。

f:id:GrapeTopia:20200209194723j:image

f:id:GrapeTopia:20200209194802j:image

f:id:GrapeTopia:20200209195817j:image

ガン本体に噴射パイプをねじ込み固定し、先端に回転ノズルを取り付けます。

ガンに付属の10m吐出ホースを繋ぎ、ホースを吐出口に繋ぎます。

ノズル、ガン、吐出口はそれぞれワンタッチカプラー接続です。

f:id:GrapeTopia:20200209200906j:image

これで作業準備完了です。

重要な事を忘れていました。

大半の農機は工事出荷時に、エンジンオイルや作動用オイル等のオイルが封入されていません。

試運転しないのでしょうか?

f:id:GrapeTopia:20200209202507j:image

f:id:GrapeTopia:20200209202528j:image

f:id:GrapeTopia:20200209204406j:image

エンジンとポンプの2箇所にオイルを注入します。

共に4ストエンジンオイルでSE級以上粘度10W-30なので、標準的なエンジンオイルでOKです。

右の赤キャップがポンプ側、左のオレンジがエンジン側で、油量はポンプ450ccエンジン600ccです。

単車に使用しているオイルが残っていたので、10W-40を使用しましたので、より高温に耐えられる事でしょう(笑)。

f:id:GrapeTopia:20200209210350j:image

f:id:GrapeTopia:20200209210530j:image

どちらから注入しても構いませんが、ポンプ側を先に入れました。

本体正面にレベルゲージ窓が有りますので、規定量注入し、オイルレベルを確認します。

f:id:GrapeTopia:20200209213547j:image

f:id:GrapeTopia:20200209213614j:image

エンジン側です。

こちらは口一杯で規定量です。

f:id:GrapeTopia:20200209214002j:image

f:id:GrapeTopia:20200209214049j:image

ガソリンを入れ、燃料コックを開き、スロットルレバーを開き、チョークを閉じて、エンジンS/Wオン、リコイルスターター三発で無事エンジンに火が入りました。

快調です!

f:id:GrapeTopia:20200209214644j:image

f:id:GrapeTopia:20200209214712j:image

水道直結ホースて水道と繋ぎ、ガンレバーを引きます。

い〜いですね!!

すこぶる快調です!!

本使用が楽しみです!!

f:id:GrapeTopia:20200209215057j:image

圧力ゲージの左にあるバルブで圧力が調整可能です。

下限5MPa上限15MPaですから換算すると、なんと50.986kg/㎠から152.96kg/㎠・・・物凄い圧力です💦。

通常乗用車のタイヤ空気圧が2kg/㎠程度、大型トラックで10kg/㎠程度ですから・・・。

因みに、大型トラックのタイヤが至近距離で破裂すると、風圧で人が亡くなる可能性は大いに有り、手榴弾に匹敵する破壊力だと言われています。

なかなか期待出来そうです。

 

 

 

 

 

 

成木の剪定

寒波も過ぎ去ったようなので、成木の剪定を行う事にしました。

と言ってもまだ寒いですねー。

私の圃場はまだまだ育成園地(9割方はまだ育成中で収穫は出来ません)の為、成木は4本しか有りませんので、あっと言う間に終わってしまうから慌てる必要もないのですが、今年は暖冬で妙に暖かいので、例年より少し早めに作業しました。

育成木はまだ寒さに弱い為、2月の下旬に行います。

育成木の剪定は、今後の成長に関わりますから失敗は許されませんので、普及所の指導員さんの指導の元で着実に行いたいと思います。

私はまだまだ経験が浅い為、芽の見極めが苦手でついつい長めに残してしまいがちですが、画像と芽数が違っていても見逃して下さい😅。

現在私の圃場にある成木は、シャインマスカット6年目?、同じく7〜8年目?、オーロラブラック7〜8年目?ロザリオビアンコ15〜16年目?、(私が育成した木では有りませんので推定です)の4本だけです。

ロザリオビアンコ以外は基本的に1芽剪定ですが、節間が広く枝が足りなくなる所や、芽座が死んで枝数が足りなくなる所、極端に芽の向きの悪い所は2芽剪定していきます。

ロザリオビアンコは発芽率が悪い為、基本的に2芽剪定します。

1芽剪定する主な理由は、年を重ねる毎に芽座がどんどん外側に向かって長くなり、そのうちに房の付く位置がトンネルメッシュ内に収まらなくなる為です(トンネルメッシュに張った雨除けビニールから房が出ると、病気になる可能性が高くなります)。

心配性の私としては、余分を見越して2芽や3芽で剪定して、芽が出てから内側を使用するようにしたい所ですが、ぶどうの特性として先へ先へと養分が行き届くので、先に行く程枝が強くなり元は弱くなってしまいます。

ぶどうの枝は、負け枝を作らないと言う事が基本で、弱い枝は強い枝に負けて養分を取られ、挽回して急成長する事は有りません。

強くても弱くてもダメで、中庸な枝で全て揃えるのが理想ですが、中々そう上手くは行きません。

なので長く残しても、結局内側が使え無くなってしまう可能性が高くなりますので、諦めて必要の無い所は短く1芽剪定していきます。

とは言え知らず知らずに、2芽になっている所も多々あるかと思いますが・・・😂。

早く上達したい物ですが、なにせ一年に一度しか経験できませんからなかなかです。

f:id:GrapeTopia:20200208211845j:image

f:id:GrapeTopia:20200208211900j:image

f:id:GrapeTopia:20200208211914j:image

作業を始める前に、古くなった剪定バサミのブレードを交換しておきます。

ヘックスボルト4本で止まっているので、ボルトを外し、ブレードを付け替えて再び固定します。

f:id:GrapeTopia:20200208212547j:image

若い方のシャインマスカット剪定前、仮剪定はしています。

f:id:GrapeTopia:20200208220947j:image

f:id:GrapeTopia:20200208221011j:image

昨年に伸ばした延長枝部です。

ここは、基底芽と1芽目の節間が長くなるので基底芽のみを使用する為、1芽目の真下で切ります。

犠牲芽剪定と言って残す芽の枯れ込みを防ぎます。

ぶどうの芽は枝の節の部分に出来るのですが、丁度節の部分内部に壁が有り、中の髄を遮断して枯れる原因になる物の侵入を阻みます。

可動関節では無いので少し違いますが、図解で見ると骨のような感じです。

f:id:GrapeTopia:20200208212945j:image

一昨年に伸ばした延長枝の先端部です。

シャインは節間が広くなりがちで、やはりこの木も少し広い目で結構枝間が空きます。

2本の新梢を出して芽座を二分したいので、2芽剪定します。

f:id:GrapeTopia:20200208214648j:image

f:id:GrapeTopia:20200208214711j:image

ふた芽残すので、3芽目を犠牲芽剪定します。

f:id:GrapeTopia:20200208222439j:image

f:id:GrapeTopia:20200208222507j:image

f:id:GrapeTopia:20200208222525j:image

枝の間隔が良好で1芽剪定した部分です。

先ずは、昨年の剪定後の結果枝が枯れた残りを切除します。

大体1芽目は、基部から5mmくらいの所に有るのでこやつを残しておくと、芽が出て枝が伸びる時に妨げになります。

必ず先に切除します。

1芽剪定後に切除して、万が一ハサミが芽に当たって芽を潰したりしてしまうと、大変な事になります。

なので、先に切除してから2芽目を犠牲芽剪定します。

上芽ですのであまり良く有りませんねえ。

芽の向きは横芽がベストです。

下芽は一番ダメです。

よほど枝が成長して、枝の基部がしっかりしてなおかつ細心の注意を払って誘引しないと、九分九厘枝が折れてしまいます。

後横芽でも結果枝の角度が鋭角になっていて、その鋭角の内側に芽が付いていると、亜主枝にぶつかって伸びる事ができなのでダメです。

極端に向きが悪い物は、2芽剪定して回避します。

f:id:GrapeTopia:20200208224354j:image

剪定完了後です。

f:id:GrapeTopia:20200208225859j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230005j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230032j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230051j:image

 

f:id:GrapeTopia:20200208224223j:image

続いてオーロラブラックです。

一部芽座が、極端に飛んでしまっている箇所を除いては1芽剪定です。

作業は同じく。

f:id:GrapeTopia:20200208230543j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230607j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230640j:image

f:id:GrapeTopia:20200208230658j:image

古い方のシャインです。

これは極端な芽座の飛びも無く、芽座も別れていて枝の間隔は良好ですので、ほぼ1芽剪定で行います。

作業は同じく。

f:id:GrapeTopia:20200208231054j:image

f:id:GrapeTopia:20200208231112j:image

若い木にはあまり有りませんが、老木になると髭のような気根と呼ばれるもが良く発生してきますので、これも邪魔になるのでついでに切除しておきます。

f:id:GrapeTopia:20200209150904j:image

f:id:GrapeTopia:20200209150942j:image

f:id:GrapeTopia:20200209151002j:image

f:id:GrapeTopia:20200209151034j:image

f:id:GrapeTopia:20200209151052j:image

f:id:GrapeTopia:20200209151114j:image

最後にロザリオビアンコです。

この木はとても古いので、今年の収穫が終われば伐採します。

枝数も十分有るので、何も考えずサクサクっと2芽剪定して終了です。