ぶどう棚新設工事 ⑦
11月3日に旧ぶどう棚の解体をスタートし、解体に約2週間、中支柱の作成に約2週間、新設工事に約2ヶ月を費やし、漸く新しいぶどう棚が完成しました。
昨年の圃場3の新設工事に同じく、100%満足の行く仕上がりとはなりませんでしたが、私がこの先年老いて死ぬまで十分耐え得る堅牢な棚が完成したと思います。
回を重ねるごとに要領を掴み、創意工夫を凝らして進化を遂げていますので、来年の圃場1の新設工事こそは三度目の正直・・・、プロが建てたと見紛う程の、完成度を目指したいと思います。
幹線の縦横、メッシュ線、誘引線の全ての交差部をクロスクリップで固定します。
誘引線のみ#12のクロスクリップで、その他は全て#10のクロスクリップを使用します。
縦幹線と横幹線の交差部に、中支柱を立てて行きます。
底が平らになるようにシャベルで穴を掘り、敷石を置いて中支柱を立て、棚の高さと中支柱の垂直を調整し、良ければ穴の底部を敷石で叩き固めて中支柱を本立てし、アルミワイヤーで中支柱と幹線を固定して穴を埋め戻します。
番線を巻き付けたブロックを中支柱の真近に埋め、番線を中支柱に巻き付けて棚の浮きどめを施します。
トンネルメッシュとアーチパイプを取り付けて、今回のぶどう棚の新設工事は無事に完了です。
2月9日、トンネルメッシュ取り付けの合間を縫って、成木のオーロラブラック1本とシャインマスカット2本の本剪定を行いました。
基本的には1芽剪定で行いますが、画像のオーロラのように芽座の欠損が目立つ場合は、欠損部の真近は2芽剪定します。