新植準備
昨日ようやく成木3本・1年生8本・2年生21本の土作りが終了しました。
雨などで少し遅れたりしましたが、何とか目標通り作業日数約20日、10月中に終わらせる事が出来て一安心です。
ちょっと一休みしたい所ですが、ついでに来春の新植準備も一気にやってしまいます。
来春の新植予定は3本です。
一つはぶどうの女王様と言われる、高級ぶどうの代表マスカットオブアレキサンドリアです。
この品種は非常に病気に弱く、通常ガラス製のハウスで栽培されています。
どうなる事か分かりませんが、露地栽培にチャレンジしたいと思います。
残り二つは大粒赤ぶどうのクイーンニーナです。
今春に2本新植し、WH型で育成していく予定だったのですが、以前視察研修に行った広島の試験場で、この品種はWHよりH、Hより一文字で栽培した方が色付きが良くなるとお聞きしたので、それに倣ってWH1本・H1本・一文字2本に分ける事にしました。
まずは新植箇所の近辺を管理機で耕転します。
植え付け箇所をもり土にする為、周りから土を寄せ集められるように、土の表層を耕しておきます。
ユンボで掘り始めます。
植え付け位置の中心から半径約1m、深さ約50cmを目処に掘り進めます。
ブロックのようになった土があれば、バケットで押し潰して砕いておきます。
だいたい掘り終わりました。
バーク堆肥を投入し、中に入って足で攪拌、埋め戻しを4度繰り返します。
だいたいフラットな状態まで埋め戻したら、堆肥を辺り一面に撒きます。
排土板で土を寄せ集めて山を作ります。
植え付け位置に目印を立てて、山を整えます。
頂上を平らにして完成です。