中支柱の交換
昨日の雨で、土壌が泥濘んでいる為本日は土作り作業を小休止して、今回の土作りで折ってしまった中支柱の交換をする事にしました。
こんな泥濘んだ日に圃場に入るのは、憚られますが(耕転した土が長靴の底にこびり付いて、まるで大量のウン○コの上を歩いているかのようです。長靴の重さが2倍くらいに感じられます)
、作業が山積していますのでやれるうちにやっておきます。
今年の成果?は中支柱4本です。
周囲柱を破壊しなかったのは不幸中の幸いですね。
コンクリート製の古い支柱はもろく、ちょっとユンボを当ててしまうとすぐに折れてしまいます。
まあいずれは全て、鉄管に替える予定なので良しとしましょう👍。
折れてしまったコンクリート製中支柱です。
まずは取り外します。
支柱が刺さっていた所の土を敷石が見えるまでシャベルで掘り返します。
敷石が無い所はレンガなどを新たに入れます。
敷石が無いと木の重みで、支柱が沈んできます。
今回使用するのは、以前防風ネットを張っていた時に使用していた物が余っていましたので、それを使います。
48.6φx3mの単管パイプです。
専用の鉄管が有るのですが、この方が安上がりです。
圃場に電源が無い為、発電機を使用します。
ベビーサンダーにて2mに切り詰めます。
火花になって鉄粉が飛び散りますので、かならず保護メガネを付けて下さい。
私は昔ディーラー勤務時に、鉄粉が目に入り大変な思いをした為(まる一日痛みで目が開けられず、光が入ると激痛が走る為睡る事も出来ず、ずっと暗闇で過ごしました。まあすぐにお医者さんにかかれば良かったのですが・・・)この鉄粉が今でも非常に怖いです。
同じくベビーサンダーにて、上側に十字の8箇所の切れ込みを入れます。
マイナスドライバーとハンマーで4箇所を折り込んで、十字の溝を作ります。
溝の直ぐ下に、ポンチでマーキングを入れて(筒状ですので、必ずポンチでマーキングを入れましょう。ドリルの刃先がブレて大変危険です)ドリルで穴を開けます。
反対側も同じように穴を開けます。
パイプの下側を敷石の上に乗せて、上側の十字の切り込みに、棚線の縦線横線のクロス部分を持ち上げてはめ込みます。
パイプに軽くテンションにが掛かるように、敷石の高さを調整します。
私は棚の高さが180cmくらいでかつテンションが掛かるように調整しています。
敷石が少しずれていた為、少し移動させました。
位置が上手く合ったら、土を埋め戻します。
先程開けた穴に、適度な長さに切った番線を通します。
最後に棚の横線に番線を巻き付けます。
こうしておけば、棚線が風等で浮き上がっても外れません。
木の無い所の方が分かりやすいので、こんな感じですね。
立派な鉄管中支柱の完成です。
後は先日行ったトンネルメッシュ取り付けの折に、一枚足りなかった資材の入荷連絡を受けましたので、引き取りに行きラスト1枚を取り付けて、本日の作業は半ドンにて終了しました。
土作り作業もいよいよ終盤戦に入り、残す所5本分となりましたので、明日から又頑張って一気に仕上げて行きたいと思います。
その後は、来春3本の新植予定が有りますので、新植準備の様子をレポートしたいと思います。