除草
9月17日
相変わらず暑い日が続きますね。
炎天下の作業には厳しい日が続いてます。
まあ緑が豊かなんで、大阪よりは気分的にも幾分ましなような気がしますが。
本日は除草の様子をご紹介します。
ぶどうは株元20cmに雑草を生やさなければ、もしくは腰の高さまで伸ばさなければ(病害虫が心配です)まあいいかって言う感じなんですが、見た目も悪いし、ご近所さんの迷惑になってもいけないんでシーズン中は月一で実施します。
水稲を並行してされている方や、入手ルートのある方は、圃場一面に稲藁を敷き詰めて草抑えと乾燥防止をされていますが、私は入手ルートが無い為雑草と日々戦っております。
今時はコンバインで砕いてしまう為なかなか手に入らないみたいです。
雑草は刈るだけではすぐに伸びてきますし、果樹棚の支柱の周りが刈れません。
又除草剤だけでは、枯れた草がいつまでも残ります。
不思議な事に刈った草はいつのまにか分解されて無くなってしまうんですが、枯れた草はいつまでも残ります。
なので私は除草剤と草刈りを、延べ4日かけて両方行ないます。
除草剤と聞くと心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、農耕地用の物を使用していますのでご安心を。
農耕地用は上手く出来ていて、土に触れると効力が無くなってしまうんで、土壌に残留する事はありません。
まず圃場全面に散布します。
一週間程で効果が出て枯れてくるので、あとは刈り払い機で刈り取ります。
背負い手動噴霧器(除草専用にしています)
直近で雨が降る可能性のある時は左のラウンドアップを全く雨の心配が無い時は右のサンフーロンを使用しています。
双方共に国のお墨付き農耕地用です。
除草完了。
前回の圃場紹介の画像と比べるとかなりサッパリしていますね。
除草は大変ですが、圃場が綺麗だと気分良く仕事が出来ます。
私の圃場は水はけが良く乾燥しやすいので、草刈りをすると、土煙が凄いです。
マスクをしていても、鼻をかむと鼻水が土色です。
汚い話しですいません。
ホンダ製刈り払い機。
元自動車屋らしく、私の農機具は殆どホンダ製です。
全圃場を刈ると、あっと言う間にこんなにちびります。
草刈り機の刃も色々種類があるのですが、私はこの4枚刃を好んで使用しています。
安価で、裏表ひっくり返して使用でき、ここまでちびってなければグラインダーで簡単に研ぎ直せます。
何より防具無しで出来るのが、魅力的です。
暑い中で防具は煩わしいですからね。
時々小石が飛んできて目だけは危険なんで、保護メガネを掛けています。
あと車は要注意です。
田舎あるあるですが(ここらでは一家に一台草刈り機ですね)、草刈りで跳ねた小石が窓ガラスを粉砕します、私のプライベートカーのリアガラスは家主さんに粉々にされてしまいました。
次回の為に交換して終了です。
お隣さん(耕作放棄地)の雑草がデカくなって私の圃場にはみ出てきます。
茎が太過ぎて枯れないし、刈れません。
なのでコヤツは鉈で成敗です。
誰かが言っていました、農業は雑草との戦いじゃあと・・・。
昼からは農協出荷の共選でした。
ぶどうの出荷も佳境に入り皆さんの出荷量も増えてきました。
自動PPバンド機?の調子も悪く蒸し風呂状態の中で5時過ぎまで・・・、皆さんお疲れ様でした!😭