ラウンドアップ新型ノズル
*この記事を作り終えて改めて読み返し、ふと我に帰り重大な勘違いに気付いていまいました。
箱や取説に表記されている基準希釈倍率は水5L当たり薬液500ml・・・、つまり10倍です💦💦💦・・・、私は完全に早とちりしていました😭!!!。
これでは全く薬液の節約にはならず、この希釈倍率でしか効かないのであれば、私の場合むしろ明らかな浪費となってしまいます😭!
無駄々々な只のコストアップでしか有りません。
つまり私にとっては完全に駄目々々商品と言う事になります。
折角作りましたので、お馬鹿さんの戯れ言だと思ってこの記事を読み流して頂き、参考にはしないようお勧め致します。
又いずれ薬液原液の使用量が通常ノズルと同じくらいになる希釈倍率で行い、薬液使用量や薬の効き具合を確認してから、改めて良否判断をしたいと思います。
流石に10倍では・・・、コストアップもさる事ながら誤ってかかってしまった場合・・・、ヤバイでしょー。
そもそも良く考えれば、除草剤のメーカーがそのメイン商品である除草剤の販売量を落すような商品を売り出す訳は有りません。
約1週間前に除草したばかりですので、あまり草は有りませんが、しぶとい草や枯らし残しや新たに出現した草がちらほら有りますので、ラウンドアップの新型ノズルの試しに、除草をしたいと思います。
出端は確か、背負いの動噴用しか無かったと思いますが、いつの間にか電動&人力用が発売されていたようです✌️!
従来の除草用ノズルより少ない薬液で、より広範囲に散布が可能なようで、薬液満タンの重い噴霧器を背負う必要が無く、除草作業が楽になると言うのが売りのようです。
当然、薬液の節約にも繋がりますね。
私は割と丁寧に散布しますので10aですと、逐一散布量を確認した事は有りませんが、大体希釈薬液を10Lで4〜5回作っていると思いますので(15Lタンクですが満タン入れますと、私のひ弱な肩が悲鳴を上げますので・・・💦)、45L位としましょう。
さて10aでの希釈薬液量はどの位の量となるのでしょうか?
この酷暑の中、早朝の収穫による寝不足と若木の枝管理を無理して行っていたせいか、日月と2日間軽い熱中症か頭が痛く、休養していましたが今日は復活・・・、朝から町の健康診断を受けバリウムを朝食に、今日も元気に頑張ります!
圃場②、丁度面積は10aです。
あまり草は有りませんが、どの位の希釈薬液が必要であるかを知る為に、いつも通りの歩行スピード及び散布方法で草の無い箇所も散布して行きます。
ラウンドアップ新型ノズルのULV5セット(バッテリー・人力用)です。
CMに同じく、箱にも10a当たり5L散布と表記されています。
テレビで農具商品のCMが成立する当たりは流石ですね、大阪ではまず考えられません。
裏側に噴霧器の適合表があります。
私の背負い噴霧器は工進のRW-15DXですので、バッチリ適合です👍。
中身はこんな感じ・・・、何の為に有るのか分かりませんが、羽?が付属されていますので、組み立てます。
噴霧器に付属されていた、除草用のノズルと飛散防止カバーのセットです。
そこら中に飛び散ると農作物にかかって危険ですので、カバーが付いています。
噴口は一つで泡状に薬液が噴出し、薬液があまり飛び散らないようになっていますが、風が強い時はそれでも飛び散りますので、なるべくノズルが低い位置で散布を行うよう注意が必要です。
自分の農作物ならばまだ良いですが、お隣さんなど隣接している圃場の農作物にかかってしまうと一大事です。
ぶどうの場合は木なので、まず枯れる事は無いでしょうが、何らかのダメージを食う可能性は有ります。
苗木や育成若木や成木の、土中から露出してしまった根や主幹部に何度もかかったしまった事が有りますが、今まで特に問題になった事は有りません。
しかし葉っぱは吸収し易そうなので、葉にはかからないよう細心の注意をしながら行なっています。
ULV5には噴口が2つ有ります。
噴霧器の竿から付属のノズルセットを取り外します。
パッキンの状態を確認し、組み立てた新型ノズルを取り付けます。
これでセットは完了です。
ノズルボディーがオレンジにアルマイト処理されており、なかなかカッチョ良い感じです。
とりあえず5Lでどれだけの範囲が散布出来るのか試してみます。
ポンプを始動して出て来た水は、温い湯と言う程度では無く火傷しそうな熱湯に近い状態でした💦。
コーヒーを淹れるのに丁度良さげな位です。
お昼前・・・、もう気温は体温を超えている頃でしょうか?
汗が止まりませんね。
散布量が少ないならと、希釈倍率は50倍で・・・。
暑さにめげずに早速散布を行います。
画像では良く分かりませんが、泡ノズルのようにズルズルと噴出している感は無く、又霧状に噴出している感も無く、細かい粒状に噴出している感じですねー。
ノズルで噴出量を制限しているのか、加圧レバーに何時もよりかなりの抵抗感が有ります。
加圧が苦になる程では有りませんが・・・。
泡ノズルに比べて飛散量が多いような気がしますので、お隣さんとの境い目辺りはより気を付けて行わないといけないみたいです。
このように草の葉には点状に付着します。
散布量が少ないのですから、当然各草当たりに付着する薬液の量も減少するのは、想像に容易い事ですが、この付着量で大丈夫なのでしょうか?
この付着量で大丈夫だとすると、今までは無駄に散布し過ぎていたと言う事になります😭!
私の散布の仕方で泡ノズルだと、草の葉の上に薬液が溜まるような感じになります。
改めて取説を見ると、この状態でOKな感じなようです。
希釈薬液を濃くしておいて正解だったかもしれません。
まあ何にしろ結果は数日経過しないと分かりませんので、枯れ待ちとしましょう。
散布量の結果ですが、私の散布方では10a当たり10Lで少し余ると言う感じの結果と、相成りました。
取説の注意事項を見ると、作業スピードは通常の歩行スピードで行なった場合と有りました。
私には分りかねますが、除草を通常の歩行スピードで行う方はいらっしゃるのてしょうか?
私が丁寧にし過ぎなのでしょうか?
まあそれでも、泡ノズルで行う場合の約1/4〜1/5の薬液量で済み、10aで5Lの希釈薬液を2回作れば良いだけでかなり手間が省け、時短にも当然繋がります。
頑張って10L担げば、1発ですみます😁!
当たり前ですが10Lを担いで行うよりも、5Lでで行う方が遙かに疲労が軽減されます。
まあ、今回は草のあまり無い状態で行いましたので、無意識のうちに雑に速く散布していた可能性が有る事は否めませんが、其れにつけてもかなりの散布量減となるのは明らかです👍!
これで、この少ない付着量でバッチリ効くとしたら、間違いなく花丸な商品でしょう😁!!!
数日見守る事とします。
因みに圃場③(6畝)も今日行いましたが、7Lでだいぶ余りましたので、希釈薬液5〜6Lで散布出来たと思います。
頭痛がぶり返すと嫌なので、本日は軽目にここらで退散と致します。
今年はやはり、長い梅雨による日照不足のせいか熟れるのが例年よりも、感覚的には一週程遅いようです。
どうやらお盆は焦って早穫りし過ぎたようです。
日曜から出荷を取りやめ、20日辺りから様子を見て再び出荷を始めようかと思います。
それまで軽目の作業で少し休養し、この酷暑を凌ごうかと思います。