ぶどう棚新設工事 ②
隅柱も何とか無事に起こす事が出来ましたので、引き続き周囲線を張って行きます。
さて、上手く事は運ぶでしょうか?
不安で一杯です😓!
周囲線を張るには、私の所有している500kgの張線機では少し役不足です。
とは言え、1tの張線機は500kgの倍程します💦。
ホームセンターを物色していると、良い物を見つけてしまいました。
1tのパワーウィンチです。
一組約3.000円、お買い得ですねー。
昨年の圃場③の幹線張り作業では荷締めベルトを使用しましたが、張り込むとベルトが伸びる為、非常に作業が行い辛いです。
今回はこのパワーウィンチを使用しようと思い、二組購入しておきました。
パワーウィンチは両端がフックになっていますのでカムラーが必要ですが、私の張線機は農園用のセット品ですので、カムラーは二つ有ります。
周囲線を張るにはこれで事足りますが、幹線を張る時に後一つ必要ですので、カムラーのみ一つ取り寄せておきました。
パワーウィンチの両端のフックはピン止めですので、ピンを抜いてフックを取り外し、カムラーに付け替えておきます。
通常は、撚り線ワイヤー200m巻きで周囲線を張りますが、ご近所さんに100m巻き1巻の新品を頂きましたので、100m巻き1巻を新たに購入しておきました。
巻き付けクリップ直線用を二組用意します。
2本で一組になります。
周囲線ワイヤーの巻きを解きながら、圃場の半周、地面に伸ばし置いて行きます。
片側は上手く行きましたが、対面は解くのに失敗し、そこら中に輪っかが出来てしまいました💦。
業者さんのように、リールが有れば良いのですが・・・😢。
悪戦苦闘して何とか解き、無事に両側に周囲線ワイヤーを配置する事が出来ました😁。
巻き付けクリップを組みます。
片側の継ぎ目を、組んだ巻き付けクリップで仮止めしておきます。
因みに200m巻きの場合は、対面の継ぎ目側を締め上げてから、継ぎ目の無い方を締め上げて弛み部を切断し、巻き付けクリップで固定します。
なので、100m巻き二巻でも200m巻き一巻でも仕上がりは同じです。
4本の隅柱、それぞれの頭に周囲線ワイヤーをセットし、外れないように養生テープで止めておきます。
仮止めした側の対面側を、手で手繰り寄せてパワーウィンチをセットします。
パワーウィンチをゆっくりと締め上げて行きます。
対面も徐々に浮き上がってきます。
ある程度締め上げたら、各隅柱と周囲線ワイヤーの当たりをチェックし、更に締め込んで行きます。
良い感じに張れています。
引き下げ線の張り具合もバッチリです!
対面2ヶ所で締めますので、締め無い面のワイヤーは、別途隅柱とワイヤーに張線機を掛けて手繰り寄せ、パワーウィンチを張り増しして行きます。
完全に張れたら、巻き付けクリップで仮止めしておきます。
対面も同じように張り、再度巻き付けクリップで、仮止めし直します。
どうやら上手く事は運んだようです😁!
と、完璧に周囲線張り作業が完了したと喜んでいたのも束の間・・・、大幅にお隣さんの田んぼにはみ出している事が発覚・・・💦😭。
こちら側の境界線は直線では無く、歪に波打ち且つ斜めになっています。
内側に入り込むのは、周囲柱で調整できますが、外側に出るのは周囲柱では調整できません。
どうやら隅柱1本を、40〜50cm程内側に据え直さなければクリア出来ないようです。
折角上手く張れた周囲線でしたが、全てやり直しです。
まだまだ前途多難なようです😓。