ロザリオビアンコの伐採
今年も美味しく良い房を生らしてくれたロザリオビアンコですが、新植しましたロザリオビアンコ 3年生の延長の妨げになりますので、泣く泣く伐採しました😂!
本当は昨年に伐採する予定にしていたのですが、昨年はピオーネを伐採し、成木が3本ではあまりにも寂しかろうと、新木ロザの延長枝を片側のみ剪定で短く切り戻して育成を1年遅らせました。
推定約20年生ですので、食味は良いのですが流石に粒が大きくなりません。
園主さんが大切に育てられ、私も3シーズン色々と勉強させて貰いましたので、敬意を払って・・・、ありがとうございました、長い間ご苦労様でした🙏。
私が新植しましたロザの3年生は、今年少量初生りさせましたが、やはり3年目の初生りには無理があるようで、大半は粒が小さく(まるで緑のベリーA💦)、重量も500gに達しないものでしたので、お世話になった方々に差し上げましたが、そんな中何故か1房だけ700gオーバーの粒も大きな、成木ロザの房に負けず劣らずの房が出来ました😲!
奇しくも、伐採するロザに迫っている新木の、しかも迫っている延長枝に生りました。
弔いのつもりでしょうか?
はたまた新旧の交代を誇示し、後は任せておけと主張しているのでしょうか?
いずれにせよ、来シーズンには期待が持てそうです😁!
一昨年に1/2切除していますので、H型のオールバック状態です。
新木の延長枝が、そこのけと言わんばかりに迫っていますねー。
今年も早めに摘心して、延長枝の伸びを抑えました。
片っ端から、今年の結果枝を根本から落としていきます。
吊り紐を除去し、亜主枝を下ろします。
1年ぶりにチェーンソーの出番です。
電動タイプなので、発電機も用意します。
チェーンソーオイルを充填して準備完了です。
私の所有する発電機は、4サイクルE/gのセル付きですので、長期保管でもキャブが詰まったりはしませんが、やはりバッテリーは上がっていました。
バッテリー上がり防止に保管時、バッテリーのカプラーを外していますが、あまり効果は無いようです。
常時電源は有りませんので、あまり意味は無いかと思うのですが、納品時に外して有りましたので念の為・・・。
メーカー不明のネット購入品ですので、粗悪バッテリーなのでしょうか?仕方有りませんね。
昨年の使用後にキャブまで全てガソリンを抜いていますので、補給してプライミングポンプを数回押し込んで、チョークレバーを始動側にし、リコイルスターターを引いてE/g始動です。
無事にかかりました😁!
発電機のコンセントにチェーンソーを繋ぎ、作動させてみます。
スムーズにチェーンが回転し、すこぶる快調なようです。
安全の為にロックボタンを押さないと、トリガーを引けなくなっていますので、これが結構面倒ですね。
木屑にまみれますので、保護メガネはしておきます。
では早速、下に垂らした亜主枝の先端から切断していきます。
ある程度切り込んだら、切り口をしならせて開いてやらないと非力なチェーンソーなので、すぐにロックしていまいます。
昨年ソーチェーン(替刃)を交換したばかりですが、安さに目が眩んで特売の激安品を購入したのがいけなかったのか、抜群に切れ味が悪いです😢。
ぶどうの木はそんなに硬くは有りませんので手ノコでも切断出来ますが、まあノコで切るよりはましでしょう。
切れ味が悪いので、チェーンソーをついつい強く押し付けてしまいがちになりますが、勢い余って足まで切ってしまわないよう注意です💦。
何度かヒヤッと・・・💦。
バイト先の農園で、焚き火のついでに焼却処分して頂きますので、運搬し易く焼却し易い長さに切断していきます。
上部を切断する際は、キックバック(跳ね返り)に特に注意です。
棚線に当ててしまうと、いくら半鋼線とは言え一瞬で切れてしまいますので・・・。
昨年は1本やってしまいました😭!
ここまで来れば、切断作業は終了ですので機材を片付けます。
ここからはユンボの出番です💪!
これ又1年ぶりの出動となります。
調子の具合は如何なものでしょうか?
グローを焚いてセルを回してE/gスタート、すこぶる快調!いざ出陣です!
倉庫から圃場まで車で1〜2分の距離ですので違法ですが、軽トラにいちいち積み下ろしをして移動するのも面倒なので自走して行きます。
私のユンボは機体質量約500kg、一方軽トラの最大積載量は350kg、積載しても自走しても、何れにせよ違法は違法ですので💦。
走行スピードは、大人が歩くスピードにも及びませんので(時速2〜3km/h?)、人に危害を加える可能性は限り無くゼロに近いので、見逃して貰いましょう、都会と違い歩行者も殆どいませんし・・・。
走り出してすぐ、そう言えば燃料入ってたっけ?頭をよぎります。
すぐ様フードを開けてチェック・・・、燃料ゲージが壊れてますので、フィラーキャップを開けて覗きます。
満タンでした。
そう言えば、全てのユンボがそうかは知りませんが、車と違い私のユンボにはフューエルエレメントが有りません。
車のディーゼルは、フューエルエレメントの下部に水抜きのドレンが付いていて、燃料に水が溜まってもそこから、溜まった水を抜く事が出来ますが、私のユンボには有りませんので、なるべく水が溜まらないように、常に満タンにしているのを忘れていました。
ディーゼルE/gは圧縮点火ですので、ガソリンE/gの火花点火と違い、水ごと燃焼する事が出来ませんので、水が混入すると非常に調子が悪くなります。
とは言え、冬季に購入した軽油を今の時期に使用するのは厳密には良く有りません💦。
軽油は5種類有り、季節や地方により都度販売種類が変化しますので、季節違いの軽油を使用するのは一応タブーとされていますので・・・。
トロトロと圃場までの道のり・・・、ここの横断が一番の危険ポイントです。
左右共に見通しがききません💦。
タイミングを見計らって一気に横断・・・。
ようやく圃場が見えて来ました。
圃場に乗り入れ、最初のひと掘り・・・。
この辺りは完全に新木の根域に入っていますので、根に白紋羽の発生が見受けられなければ、掘り起こしは最小限に留めます。
主幹の四方を掘り起こしていきます。
流石に20年物、根が太いです💦。
まともに引っかかると、私のユンボでは簡単に浮き上がります💦。
掘り上げでは、根が切断出来そうも有りませんので、バケットの先端で押さえ付けて切断します。
もう一息です💪!
出来れば、新木に近い側は掘り起こしたく無かったのですが、まだ抜けそうに有りません。
新木側を掘り起こし、根を切断してようやく主幹が抜けました😁!
紋羽も無いようで、綺麗な根幹です✌️!
一安心、これ以上掘り起こして根を取り出す必要は無さそうです。
ユンボで咥えて、そのまま圃場の外へ搬出します。
どの道又、新木ロザの土作りで掘り起こしますので、軽く埋め戻しておきます。
古木が無くなってスッキリしました。
1年の遅れを取り戻すべく、来期より本格的に延長します。
根単体での掘り出しは、この位で留めました。
周りに木が無ければ執拗に掘り出しますが、まあ致し方無いでしょう。
軽トラに積んで、バイト先の農園まで運搬。
焚き火場の横手に降ろしておきます。
長きに渡りご苦労様でした🙏!
いつの間にやら、だいぶ見た目が成園のようになって来ました😁!