ロザの果粒軟化と副梢管理
いよいよ私の圃場では、一番晩生種のロザリオビアンコが果粒軟化期に入りましたので、副梢管理を行なって行きます。
作業内容や考え方は、他品種と相違は無いですが、ロザは他品種に比べ極端に葉が小さいので、日焼け防止や糖度上昇の為なるべく中の葉数を確保したいので、長めに残します。
又この品種は副梢数が異常に多いので、それこそやってもやってもキリが有りませんので、最初の副梢管理はきっちり全て止めてしまいますが、その後は極端に伸び過ぎて邪魔になる副梢だけを時間が空いた時に行います。
少し小振りになってしまいました。
あまり粒も大きくなりそうも無いですね。
バイト先農園の種有り栽培と比べると、種無しの方が全体的にガシッとしています。
種有りは粒ももっと楕円で、小果梗も柔らかくもっとダラんとしているように思います。
画像で見ると肩幅の広いシャインのように見えますね。
これは樹勢の違いかも知れませんが、粒も私の方が小さいです。
房作りを長めにしたつもりなんですが、もう一段欲しいところですね。
もう少し粒が太ってくれるよう願いましょう。
作業前
他品種に同じく満開2週間後より放置していますので伸び放題、ボサボサですね。
葉の大きさが小さいです。
下から見上げると・・・、かなり日が差し込みそうです。
他品種に同じく、2番生りや巻き蔓も余計な養分を浪費しますので残さず除去します。
ロザは元々房持ちの悪い品種なので、2番生りは少ないですが。
トンネルメッシュや棚線、そこら中に巻き付いた巻き蔓は、要らぬ病原菌の住処となる可能性が有りますので、見つけたら除去し易い今のうちに除去しておきます。
作業後
スッキリとしました😁!
これで枝を伸ばす養分が房に廻り、より果粒肥大が起こるよう期待します。
そろそろ放ったらかしの三年生シャインの副梢管理もせねば・・・💦。