Grape Fairies'blog ぶどう農家の一年

ぶどう農家の通年作業を綴るブログです。

オーロラブラック袋掛け

オーロラブラックの袋掛け前、最後の予防を早朝に行いましたので、早速掛け袋を掛けて行く事にしました。

色付きぶどうには、遮光性のあまり強く無い白の袋を使用します。

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白の掛け袋です。

端が外れる所に巻き付け用の針金が入っています。

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最終着房量は139房としましたので、数量再確認の為、袋を139枚用意して袋掛け用前掛けに入れて準備完了です。

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両手で軽く左右に捻り、少し余裕があるのを確認します。

OKならば袋を掛け、ギチギチに詰んでいたら再度調整します。

まあOKでしょう、オーロラは肩の車の軸が引き裂けるまで下から押し上げられる事が有るので、特に肩部の混み具合に注意します。

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袋を一枚出し、先に針金が入っている部分を外しておます。

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先から袋の中にすっぽり収めます。

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袋の入れ口を軸に巻き付けるように閉じていきます。

閉じた部分が漏斗状になっていますと、そこから雨水等が入りますので、ピッタリと巻き付けて閉じます。

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最後に針金の入っている部分を、なるべく閉じ口の上部に隙間を作らないようキッチリ巻き付けます。

これにて作業は完了ですが、私はコヤツがどんな房なのかを、簡単にマジックでマーキングしておきます。

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こんな感じにオーロラ1本の房掛けが完了しました。

後は軟化が始まるのを待って副梢管理をし、偶に房のチェックをし、色が付いて熟れるのを、約一月半じっくり待つのみです。

はてさてどんなぶどうに仕上がるのでしょうか😁?

乞うご期待を・・・!