スプリンクラー とポンプ性能
今回3つの圃場にスプリンクラー を設置するにあたり、エンジンポンプも増設する事にしました。
今までは手灌水だった為、一台のエンジンポンプをキャリアに積んで、それぞれの圃場を移動して灌水を行なっていました。
折角のスプリンクラー による省力化ですから、ここも省力化して、一気に3圃場を灌水出来るようにしたいと思います。
ですが、ぶどう棚の新設、スプリンクラー の設置、高圧洗浄機etc.と今年は出費が嵩んでいますので、あまりお金はかけたくは無いものです。
元々将来のスプリンクラー 化を見据えて、ホンダ製のWH20XTと言う高圧ポンプを所有していましたが、高圧ポンプは値が張りますので、2inのエンジンポンプの中で一番安価な工進製のSEV-50Xと言うモデルに目を付けました。
早速、工進のサイトより諸元表をダウンロードし施工業者さんに送り計算して頂く事にしました。
回答は計算上ギリギリ使用可能ですが、あくまでスペック上の計算で実際の水量等は使用してみないと判らないとの事でしたので直ぐ様購入し、圃場2(10a スプリンクラー26本) の設置工事時に試しに使用してみましたが、やはり力不足か水量が足りません。
工進 SEV-50X 全揚程27m
最大吐出量620L/min
後日ホンダのエンジンポンプに替えてみた所、水量と散水範囲共にほぼ満足の出来る形になりました。
ホンダ WH20XT 全揚程 45m
最大吐出量 450L/min
圃場3(6a スプリンクラー 18本 )のセルフ工事後、工進のエンジンポンプを試してみた所まずまず満足度の出来る形に収まりました。
やはりポンプメーカーが推奨しているように、スプリンクラー を使用する場合は高圧ポンプが必須なようです。
圃場1(12a スプリンクラー 32本 )はホンダのエンジンポンプでも大丈夫だったのですが、さらにハイパワーの工進製SERH-50Vを購入し、使用する事にしました。
土上が乾燥している時に1時間程スプリンクラー を回してみましたが、圃場の約95%くらいをカバー出来るようになりました。
工進 SERH-50V 全揚程 80m
最大吐出量 430L/min
流石は超高圧ポンプです。
呼び水は6L入ります😲。
画像では分かりにくくて残念ですが、素晴らしい散水量です。
これにてスプリンクラー 設置工事は全て完了し、ほぼ々々満足行く形でシーズンを迎えられそうです。
チラホラ新芽も出始めました。
もうすぐぶどうのシーズンが始まります😁!