梅雨明け後の熱対策と太っちょの瀬戸
開けるのやら明けないのやら、降るのやら降らないのやら、晴れるのやら曇るのやら、蒸し🥵っちーだけでスッキリしない天気が続きますねー。
私なりに梅雨は明けたと勝手に判断して・・・
と言う事で、今回は梅雨明け後の熱対策を行いたいと思います。
ぶどうの木の上にはトンネルメッシュが有り、簡易の雨除けとしてビニールを(農ポリ)張っている訳ですが、夏の強い日差しに晒され内部には熱がこもり、テント内は当然かなりの高温となります。
日差しも増幅されるのか、天井付近の葉っぱは焼けて枯れています😢。
本当は梅雨が明けたらビニールを撤去してしまった方が良いのですが、色付きぶどうはカラスの被害が、シャインは病気に弱い為病気による被害が心配です。
なので熱対策として、ビニールに穴を開けて行きます。
満開前に強摘心を行い葉面積を稼ぐ為、副梢、副々梢、副々々梢と葉を多めに残して行きますので、どうしても副梢が高くなり、葉が天井に引っ付いてしまいます。
天井に引っ付くとどうしても焼け易くなってしまいますね。
焼けて枯れかけた葉は、無駄に日陰を作るだけなので、除去しておきます。
所々、ビニールの上部にハサミで穴を開けて行くだけの単純作業です。
成木のみ行い、育成若木は2回目のボルドー終了後にビニールを撤去しますので、そのままにしておきます。
ふと気付きましたが、二年生瀬戸ジャイアンツの主幹と主枝が異様に太くなっています。
昨年のシャインに負けず劣らずな様子です💦。
相対的にクイーンニーナ以外の二年生は、良く成長しましたが、この瀬戸ジャイアンツは格別太くなっています。
昨年のシャインでの失敗を教訓に、副梢管理もほどほどにし、余分にスペアの枝も伸ばしたりしたのですが・・・。
延長枝を早くに止め過ぎでしょうか?
伸びも異常に早くて、6月の初旬にはほぼ全て摘心して止めました。
普及所の指導員さんには、我慢して7月一杯は伸ばしましょうと言われましたが、止めずに放っておくと、それこそ間違い無く道路を横断して向かいの圃場まで伸びてしまいます😱。
逃げに伸ばしていた副梢でさえ、道路にはみ出して行くのでその度に摘心し、副々梢、その又副梢と伸ばし直しましたが、グングン伸び又道路に出て行く始末です。
何故こんなに元気なのでしょうか?
ほどほどに成長してくれれば良いのですが・・・、三年生シャインに同じく末恐ろしい今日この頃です💦。
延長枝の亜主枝も三色ボールペンどころの話しでは無いですねー。
今年一番出来の良さげなシャインです。
肩の上部もほぼ詰まりましたが、若干のスペースが・・・。
荒間引きで肩の粒を、もう一粒抜いていたらキッチリつまったかも知れませんねー。
ぶどう作りは難しい・・・。