苗木の育成管理②
苗木の育成管理①の続きです。
天気予報を見ていると、どうやらようやく今週の中頃には梅雨が明けそうな気配ですね。
この日照不足が収穫物にどう影響するか心配です。
長雨のおかげで、苗木の水やりは随分楽をさせて貰いましたが・・・。
これだけ雨が降り水は十分足りていると思うのですが、相変わらずアレキ、クイーンニーナ共に伸びません。
追肥で肥を与えると言う手も有りますが、肥で無理に伸ばすと将来的に良い木に成長しませんので、ここは我慢の子で徹します。
昨日、丸三日間掛かってようやく3圃場+マイカーを置かせて頂いている駐車場の草刈りも終了しました🙌。
どれだけ力んでいるのか、昨日は腰、手首、左肩、パンパンでグロッキー上達でしたが、一晩で復活できて良かったです。
やはりあれだけ草を伸ばしてしまうと大変です。
まめな除草はかかせませんねー!
又、今日から頑張ります。
これはクイーンニーナ二年生の延長枝の先端ですが、ある日突然先端が無くなります。
虫に食われた様子も無く、無論摘心した記憶も有りませんが・・・。
まるで伸ばせる長さを自ら判断しているが如く、だいた今頃の時期に発生します。
昨年も何本か有りましたが、こうなってはお手上げですので、ここで諦めて打ち止めとします😢。
他の品種の育成でこのようになった事は無いのですが、不思議ですねークイーンニーナ。
7月7日
長引く梅雨はまだ明ける様子が有りません😢。
延長枝は遅くても7月下旬〜8月上旬には摘心し、止めてしまわなければいけません。
後約1カ月有る無し・・・、どこまで伸ばす事が出来るでしょうか?
アレキ、クイーンニーナ共、今の所伸びる勢いは今一つと言う感じです。
梅雨明け後、晴天下での伸びに期待します。
早く梅雨が明けますように🙏!
クイーンニーナ(一文字)が主枝線まで到達しました。
主枝線の手前で摘心し、少し切り戻します。
ここから副梢を2本(念の為スペアに+2本)、左右に分岐して伸ばして行きます。
使用しない副梢は全て葉2枚で摘心します。
アレキは前回、棚下30cmで摘心、左右に副梢で主枝候補枝を2本+スペア2本を伸ばす所まで記事にしましたが、副梢が伸びる都度に増設した誘引線にテープナーで誘引して行き、棚線(横線)に導き伸ばします。
内側主枝線を越えるまでは、副梢は使用しませんので、主幹から全て葉2枚で摘心します。
7月19日
まだ暫くは梅雨が明けそうにも有りませんねー。
摘心したクイーンニーナの副梢も伸びて来ましたので、誘引出来る枝は緩やかに左右に分けて誘引して行きます。
巻き蔓を切除して、2枚以上展葉した副々梢が有れば、2枚残して止めておきます。
スペアは伸び難いように捻枝しておきます。
アレキも伸びた枝から誘引して行きます。
巻き蔓と副梢は同じく。
内側の主枝線を超えたら、内側亜主枝の返し枝を伸ばしますので、副梢は切除せずに残しておきます。
7月26日
アレキ、相変わらずです。
向かって右側は内側主枝線を超え、ようやく内側のトンネルメッシュの外縁まで到達。
左側は内側主枝線と内側のトンネルメッシュ外縁の中間くらいでしょうか。
芽を左右に向ける為、伸びた分はマメに誘引して行きます。
内側主枝線を超えたら副梢は切除せずに、内側亜主枝の候補枝として残し、伸ばして行きます。
伸びが悪いので、まだ出ていない副々梢なども見逃さずマメに除去し、本梢を伸ばす事に養分を集中させます。
その他使わない副梢や巻蔓も同じく。
もうスペアなど伸ばしている場合では有りませんので摘心して伸びを止め、万が一に備えて誘引して残しておきます。
逆側も同じく。
二本の一文字クイーンニーナも相変わらずです。
アレキに同じくスペアは止めて誘引、本梢も芽が左右を向くようマメに誘引して行きます。
もう分岐はしませんので、副梢は全て葉2枚残して止めて、副々梢、巻蔓はマメに切除します。
新梢を伸ばせる期間も残すところ、いよいよ約2週間となりました。
梅雨明けの晴天と暑さで、一気に伸びるのを期待します。
明日も天気は悪そうですが、雨で無ければ強行して最後の3回目液肥(メリット赤)の葉面散布を実施しようと思います。
果たして効果の程はいかに・・・?