ぶどう棚新設工事スタート
やっとぶどう棚の新設工事が、本日スタートしました。
今回の発注内容は、全アンカーの打ち込み・隅柱起こし・周囲線張り・周囲線が緩まないよう最低限の周囲柱起こしです。
残りは自分で行います。
圃場3 面積は6畝です。
あっさりと2日で終わるみたいです。
流石はプロですねえ。
作業員の方は2名です。
手配した資材は隅柱4本・同キャップ4個・同敷石大4個・同巻きつけクリップ8個・周囲柱の敷石中52個・アンカー(ミニカブト2号)8セット・アンカー(ミニカブト1号)52セット・周囲線巻きつけクリップ2個・周囲線ワイヤー(2.0×7本撚)200m×1巻・半鋼線#10 50kg 2巻・同#12 50kg 1巻・クロスクリップ#10 360個・同#12 240個・サンロック26個・トンネルメッシュ(B-2型)138枚・同クリップ580個・同天井クリップ144個・同アーチパイプ144本です。
資材代で70万弱、後は自分で用意した周囲柱52本・同キャップ52個・中支柱120本でトータル資材代だけで、軽く100万円オーバーです😭。
プラス施工費ですね・・・恐ろしい・・・頑張って良いぶどうを作って沢山売らなければ・・・。
今回だけは新規就農のご褒美で、県と町から合わせて45万円の補助金が出るので少し助かります。
左が隅柱で右が周囲柱です。
倍ぐらいの太さですね。
近くで見ると結構な迫力です。
先ずはアンカーの打ち込みです。
昔は打ち込んで行くと二つのリングが揃うタイプのミニティーアンカーが主流でしたが、現在の主流は画像のミニカブトアンカーです。
こちらの方が強いらしいです。
隅柱用の物は少し大きくなっています。
引っ張り強度の違いですね。
先に矢のような部品を打ち込み、その上から黒い部品を打ち込むと、黒い部品が土中で開きながら潰れてアンカーが抜けなくなる仕組みです。
大まかな位置決めをします。
専用の工具で手打ちも出来ますが、数が多いと大変なので機械で打ち込みます。
よく工事現場でアスファルトやコンクリートを砕くのに使用されているエアー式のコンクリートブレーカーの先に、専用の治具を装着した物です。
勝手ながら私としては、手打ちを期待していたのですが(一度自分で打ち込み経験したかったんですが)少し残念です。
ここらは元々川だった為か、地盤が柔らかくかなり打ち込み易いみたいです。
代わりに抜け浮いてくる心配がありますが・・・。
打ち込んだ後機械の先が抜けにくい時は、専用の工具で引き抜きます。
アンカーを打ち込んだら、黒い部品を被せて少しハンマーで打ち込みます。
再び機械で土中で羽が開くまで打ち込みます。
ものの数分で完了です。
機械の力は偉大ですね。
うちは地盤が緩い為深めに打ち込んでいます。
ここは元々自作で棚を作っていたみたいで、アンカーの代わりにデカイ石に太い番線を括り付けて土中に埋めている為、躱し躱し打ち込んでいきましたが、所々石に当たって浅めの所があるのが心配です。
作業員の方は大丈夫だと言っていましたが・・・。
と言うけであっと言う間に、4時間程で全て打ち終わりました。
続いて隅柱の起こしです。
元々の隅柱のあった穴を掘り広げて、敷石等(ここはどデカイ石が入っていました)を除去します。
角度等を計測し、穴の斜面の角度等を微調整していきます。
ちなみに棚の高さは180cmでお願いしました。
私には少し高いのですが、先々で少し下がったりするのを見越して高い目にしました。
スリットを下向きに敷石をいれます。
スリットは鉄管内の結露による水分を逃がして、鉄管内部の錆を防ぐ為に設けられています。
隅柱を入れ、敷石と隅柱の角度や高さを微調整し、仮固定します。
四隅に隅柱を仮固定して、本日は終了となりました。
作業員の方、寒い中お疲れ様でした。
次の作業は25日(水)の予定です。
スプリンクラー の見積もりも上がってきましたので、早速部品の手配等をお願いしました。
棚が完成次第、2月か3月に行う予定です。
アンカーが浮いてきたら分かるように、ビニールテープでマーキングしておきました。