Grape Fairies'blog ぶどう農家の一年

ぶどう農家の通年作業を綴るブログです。

中支柱用資材の加工

昨夕、注文していた中支柱用資材のメッキパイプの半数、150本を引き取って来ましたので早速、朝から加工作業に入ります。

と、その前にその他の必要資材を買い求めておきます。

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昨年、圃場③新設用資材の加工作業の終盤に、電動ドリルの切れ味が悪くなっていたのを思い出し、5mmの鉄工用ドリルビットを新調しておきます。

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メッキパイプの両端は、気休めに錆止めの塗装をしますので、脱脂用にブレーキクリーナーと塗装用にシルバーのラッカーペイントスプレー缶を購入します。

昨年も使用しましたが、このホームセンターさんのスプレー缶は安いですねー。

プライベートブランド品でしょうか?

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ビーサンダーと替え刃を用意します。

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電動ドリルとドリルスタンドを用意します。

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カチコミドライバーとハンマーを用意します。

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棚線に固定出来るようにする為、片端を加工していきます。

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中支柱は、幹線の縦線と横線の交差部に固定しますので、十字の切り欠きを作る為、ベビーサンダーで8本のスリットを入れ、十字に4つの爪を作ります。

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カチコミとハンマーで爪を内側に折り込み、幹線の交差部をはめ込む為の十字の切り欠きを作ります。

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電動ドリルにドリルビットを取り付け、ドリルスタンドに電動ドリルをセットします。

平らな鉄板と違いパイプですので、普通にドリルで穴開け作業をすると、ドリルビットの先が滑って危険です。

それに一々センターポンチで、ビットの先がズレないようにケガキを打ち込むのも面倒な上、センターポンチも打ち込み時に、先が滑ってズレる可能性が有ります。

又、パイプを幹線に固定する為の、ワイヤーを通す穴の為、両面にあまりズレる事無く穴を開けなければいけません。

これならば、そう言った面倒も無く安全に、又、一気に貫通させて両面にズレ無く穴を開ける事が可能です。

以前に、自力で打ち込みの井戸を施工しようと思い(結局断念し、プロにお願いしましたが・・・、とても素人の出来る作業では有りませんでした😓)、打ち込むパイプに無数の穴を開ける為に購入したのが、ここに来て役に立ってくれます。

昔ならば、このような作業をしようと思えば、高価な本気の卓上ボール盤を機械工具屋さんから購入するか、加工屋さんに依頼するしか手は有りませんでしたが、今はこのような安価で簡易で便利な工具を、ポチッとボタンを押すだけで入手出来たりします。

便利な世の中になったものですねー。

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ドリルスタンドのバイスに、メッキパイプの穴を開ける箇所を位置決めし固定します。

トリガーを引き、トリガーロックボタンを押してドリルの回転を保持します。

ドリルスタンドのレバーハンドルを引き下げて、先ず表面側に穴を開けます。

表面側が貫通したら、そのままレバーハンドルを更に引き下げ、裏面側にドリルビットの先端を押しつけて貫通させ、一気に両面を穴開け加工します。

大きなバリが残った場合は、バリを除去して加工作業は完了です。

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続いて気休めの錆止めに、塗装をして行きます。

塗装に入る前に、メッキパイプの塗装する部分を、ブレーキクリーナーで軽く脱脂しておきます。

スプレーペイント缶は、良く振って中の塗料を攪拌してから塗装を開始します。

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ビーサンダーで切断し、鉄の素地が露出した所は100%錆て来ますので、塗り残しの無いようにします。

先端から10cm程塗装しておきます。

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引き続き、もう一方の片端を塗装して行きます。

棚の高さは180〜185cmに設える予定ですので、2mのメッキパイプは端面から15〜20cm土中に埋まる事になります。

なので、外面は少し余分を見て、端面から30cm位を目処に塗り進め、端面及び内面も可能な限り塗装しておきます。

300mlのスプレーペイント缶では、大凡12本位しか塗装する事が出来ません。

ホームセンターさんの在庫分を全て(8本しか有りませんでしたが)購入して来ましたが、もっと買い増しして来なくては・・・先ずは注文です😓。

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余っている、3mの単管パイプ2本を並べて台とし、塗装した部分が、何処にも触れないように2〜3日放置して乾燥させます。

1日50本を最低ノルマにし、頑張って仕上げて行きましょう💪!

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敷石の代用資材を注文するのを、すっかり忘れていました。

一昨年に行った圃場①と②の補修時には、一つ100円程のガーデニングなどに使用するカラーレンガを、敷石の代用品として使用しましたが、昨年の圃場③の新設時にこの15cm四方でハイト6cmのピンコロを見い出してからは、ピンコロを使用するようになりました。

カラーレンガは強度が弱く、直ぐに割れてしまう上、長さは20cmとピンコロよりも寸法が有るものの、幅は10cmしか無く不用意にズラしたりしてしまうと、直ぐに支柱が敷石代わりから外れてしまいます。

ピンコロも、大きさ的には少し心許ないものの(20cm四方位がベストかと・・・)、強度的には十分です。

中支柱付近を掘り返していると、古い敷石が出てくる箇所も有りますが、その大半が歪な石で(ごく稀に専用品の敷石が出て来たりしますが・・・)とても使用する気にはなれません。

まあ50個位は、使用に耐え得る物が出て来るであろうと、楽観的に淡い期待を抱きつつ、圃場①と②分を合わせ、370個の取り寄せ注文をお願いしました。