ぶどう育成若木の剪定 その2
残り2圃場の育成若木の剪定の様子です。
昨年定植しました、今年2年目のピオーネWH整枝型です。
前半は雨が少なく水やりもサボリぎみだったせいか前半は伸び悩みましたが、遅くれた長い梅雨のお陰か後半に一気に伸びてくれました。
太さもちょうど良く、理想的です。
主枝は左右均等に、外側のトンネルメッシュの端くらいまで伸び、内側はちゃんと2芽開けて亜主枝を返して分岐し少し伸ばす事ができました。
面倒な内側の返しは終わっていますので、今年は単純に伸ばして行くだけなので、楽勝ですね。
内側は分岐が2か所なので、それぞれ半数勘定、亜主枝は定数勘定し18節以内の適所にマーキングしておきました。
後は剪定バサミでチョン切るだけです。
外側は分岐が1か所なので、基からY字の分岐までを半数、残りは定数勘定し18節以内の適所でチョン切ります。
後は前回のシャインに同じく、要らぬ枝を根元から切り落とし、内側亜主枝のみ1芽目を犠牲芽剪定します。
短かいのであまり下がりませんが、内側のみ芽座確保の為先端を下げておきます。
同じくオーロラブラックトリプルH型整枝とH型整枝です。
ピオーネよりは劣りましたが、諸事情で何度か先端が飛んでしまいましたので、結果的には今一に終わりました。
なので、良く伸びた主枝以外は短かめに切り詰めました。
同じくクイーンニーナWH型整枝とH型整枝です。
コヤツは全くダメでした。
肥をやろうが、水をやろうが、頑として伸びようとしませんでした。
やはりクイーンニーナは勢いが弱いみたいです。
棚下Y字まで切り戻し、伸ばし直します。
こんなかんじで圃場2のピオーネ3本、オーロラブラック2本、クイーンニーナ2本、シャインマスカット1文字整枝(圃場1からの移植分)をサクサクっと終わらせました。
続いて、新棚が気持ち良い圃場3のシャインマスカットH型整枝です。
棚がシャキッとして今更ながら思うのですが、
右1列のWH型はそうでも無いのですが、この左側1列のH型は非常に狭いです。
岡山に来て右も左も分からない頃に、急に圃場を貸して頂ける事になり、何も分からず植え付け計画を立てて植え付けしたもので、6畝にWH型6本、H型3本も植え付けてしまいました。
時すでに遅しですが、棚の向きを90°変えて6本のWHにすべきでした。
少し欲張り過ぎてしまったようです。
作業は圃場1のロザH型に同じくです。
シャインWH型整枝、作業は圃場1に同じくです。
と言う事で、圃場3のシャインマスカット9本も終え、これにて育成若木の剪定は全て終了です。