簡易被覆ビニールテント撤去
9月12日
本日は雨よけのビニールテント撤去作業です。
ここ数日の残暑に比べると、今日は少し涼しくて作業もはかどります。
ぶどうは雨に打たれると病気にかかる為、春になって芽が出る前にビニールを張ります。
これのおかげでシーズン中は雨の日も作業が出来ます。
指導では、梅雨が明けると撤去するようになっているんですが(テント内が高温になる為)、やっぱり病気や特にカラスが怖いんで、収穫が終わるまで付けっ放しにします。
私は暑さ対策で天井を破って、10cm四方くらいの穴を開け、熱がこもらないようにしています。
今日は収穫の終わったオーロラブラックと若木のシャインのみ実施します。
一緒に鳥避けのネットも取り外します。
このビニール外すのへ楽なんですが、一人で張るのは結構大変で(長い所では50mくらいあります)、少しでも風に煽られるとそこらに引っかかってボロボロになったりします。
なので風の無い早朝に行いますが、3月の早朝は寒く辛い作業ですね。
防鳥ネット取り外し。
カラスは何故か色付きのぶどうにしか来ないらしので、緑のぶどうの周りには張りません。
袋掛けの袋の色の違いだと言う方もおり(色付きぶどうは白の袋を、緑系は日焼け防止に緑や茶色の袋を使います)、香りの違いだと言う方もおり、真相は定かではありません。
幸いにも私の圃場の近辺は獣害は少なく、私の所では今まで一度も被害がありませんが、少し離れた所ではハクビシンの被害や、山手では猿や猪の被害が良くあります。
苦労して作った作物を食べられるとたまったものじゃないですね。
ビニールを張った状態です。
間はマイカー線とピンチ(アルミの洗濯バサミ)で固定しています。
固定部を外すと風ですぐにめくれ上がります。
取り外し後
作業中に二番なりの房を見つけました。
遅れてでてくる房です。
余計な養分を食われるので、見つけたら除去しますが、いつのまにか又出現してきます。
これの方が美味しいと言う話を聞いた事があるので、試しに一つおいておく事にしました。
ちょっと遅すぎるかもしれませんが・・・。
追って又レポートします。
皆さんがお食べになっているぶどうの房は、色付きも緑も初めの方はこんな感じです。
開花初め(雌しべと雄しべが出ているのが、花が咲いた状態です。ぶどうは花が咲いても綺麗ではありませんね。
満開直後
少し大きくなり始めた頃です。