基肥の施用
少し早いですが、基肥の施用を行いました。
ぶどうは肥に敏感で、大量の肥を必要としませんので、肥の与え過ぎは逆に品質低下を招き兼ねません。
肥が足りなければ後から追肥出来ますが、入れ過ぎた肥を抜く事は出来ませんので、くれぐれも施肥基準量を厳守し、その年の生育状況を見て若干の増減調整を行います。
通常は、先日記事にしました8月下旬〜9月上旬に行う礼肥と、この基肥の2回のみですが、今年分施を行ったシャインが思いの他良かったので、来シーズンは成木のシャインと若木のシャインとロザを圃場③以外全て分施で行いたいと思います。
圃場③は分施との違いを見る為、基肥一本でいき、色付きはあまりやらない方が良いと言う普及所の指導員さんのアドバイス通り、オーロラも基肥一本でいきます。
基肥には、この果樹一番を使用します。
昨年は、同時に畑のカルシウムと硫マグを施用しましたが、先日の土壌診断の結果を踏まえて、今年は果樹一番のみを施用します。
木それぞれの必要量を計量し、一番吸収の良い根が有りそうな、株元2m前後に重点的に散布します。
この圃場③は全て、シャインの3年生若木です。
基肥一本でいきますが、来シーズン初生りですのであまり多くは房を付けませんから、施肥量は成木の半量程度に留めます。
3圃場共、施肥実施後にスプリンクラーを燃料が切れるまで回して完了です。
来年が楽しみですねー。