収穫後の作業
収穫出荷も終わり一息つきたいところですが、退屈が嫌いな私は早速作業を始めます。
まずは残りのビニールテントを除去し、伸び放題の副梢の切除と絡みついた巻き蔓の撤去を行いました。
ぶどうには副梢と言う物があり、新梢(房を付けるメインの枝)の葉っぱの付け根から副梢と言う新しい絵だが分岐して発生してきます。
顆粒肥大が終わるまでは、発生してくる箇所により副梢に葉っぱ1〜2枚程度残して徹底的に切除していきます。
枝が伸びる事ばかりに養分が使用されて、実に養分が回らなくなるのを防ぎます。
この副梢は非常に厄介で、止めると今度は副梢の葉っぱの付け根から副々梢が、それを止めると又副々々梢が・・・と大変です。
顆粒肥大が終わると今度は、光合成で糖分を作る為葉っぱが多く必要になる為、ほったらかしにします。
ほったらかすと1本が勢いよく伸び、新しい発生は押さえられます。
収穫が終わると邪魔なので、ある程度切除します。
あまり伸ばしていると元葉が枯れてきます。
ぶどうは今の時期に来春の為の養分を貯めていきますので、ある程度葉っぱは付けておきます。
ハサミで除去。
ついでにぶどう棚に巻き付いた巻き蔓も除去します。
残しておくと、コイツに付着した病原菌が越冬し、次の年に悪さをする可能性があります。
枯れてくると硬くなるので、今のまだ緑のうちに取り除きます。