雑務(堆肥の移動他)
3月15日に無事にビニールも張り終え、GW明けのシーズンインまで、今が一番余裕の有る日々を過ごしていますが、怠けてばかりもいられませんので、サクサクと雑務をこなして参ります。
3月18日に、生後49日のボストン君を無事我が家に迎え入れ、現在スクスクと成長中、名前はレザンと命名しました。
非常に賢い子で、初日に早くもケージ内のトイレを覚え、ゲージから出していてもちゃんと
ケージに戻り、トイレトレーの上で用を足します。
粗相もほぼ無く、トイレ成功率は98%と言ったところでしょうか。
まだウンチが汚い物との認識が薄いらしく、ウンチを踏んづけてしまうのが難点ですが・・・😭!
4〜5日で自分の名前とおいでも覚え、今ではハウス、お座り、駄目、食事の待ても完璧!
無駄吠えどころか、寂しい時とかにクーンクーンと泣く以外はほぼ吠えもせず、掃除機の音や耳掃除、爪切り、歯磨きも一切嫌がりません。
流石に水と風は怖いらしく、シャンプーとドライヤーは少し嫌がりますが、それでも暴れたりはせず、少し震えながら大人しく洗われてくれます。
家中私に着いて周りますが、入っては駄目と教えた部屋には絶対立ち入らず、入り口でお座りし、寂しそうに私を見つめてきます。
手の掛からない非常に良い子ですが、私以上の極度の寒がりと甘えたが玉に瑕、ケージから出すと100%抱っこをせがまれますし、自分の食事を終えてから、私の食事中の構ってモードの暴れ方が半端無いです💦。
作業中は、車内のキャリーバッグか、外のキャリーで大人しく??お留守番。
ワクチン摂取が終わり、お散歩デビューまでは我慢してもらいましょう。
この月齢で早くも尿意と便意のコントロールもある程度出来るみたいで、お出掛け中まだ一度も粗相は無く、定期的に携帯トイレトレーの上に乗せてあげれば、都度ちゃんと用を足します😄。
ビニール張りと併行して今年1回目除草を行い、ある程度枯れ出してから草刈りをし、E/gポンプ3機の設置、スプリンクラー の試運転を行い、全ての誘引紐の交換と下げた枝先を誘引紐で吊り上げました。
だいぶ芽も膨らんで来、間もなく発芽しそうなので、そろそろ一度目の予防かとも思いましたが、先にバイト先の観光農園に預かって頂いている、今秋の土作り時に使用するバーク堆肥を引き取りに行く事にしました。
質の良い完熟バーク堆肥、3ton分です。
農園の紹介で、お得に購入する事が出来ました。
昨秋に購入、納品して頂き、完熟では有りますが、念の為一年寝かせてから今秋使用します。
昨日にユンボを搬入済み、3月22日に納車予定だった新車のヤンマー SV05は完成が5月末から6月にズレ込む模様です😭。
仕方無く、B05出動。
ヤンマー からは何の連絡も無く、こちらから問い合わせて判明、全ての製造が遅れているとの事ですが、恐らくは発注ミスでは無いかと・・・😤、私の担当だけなのか?ヤンマー 全体の体質なのか?いつもいい加減です😤!
次の納期が遅れるようならば、キャンセルして他メーカーで購入する事にします。
少し遠いですが、倉敷にキャタピラーとコマツ、岡山市にコベルコが有りますので・・・。
気を取り直してワサワサと積み込んでいきます。
チビユンボの為、作業装置の高さがかなり苦しいです😭。
ブームを最大に上げ、アームをかなり出さないと軽トラの荷台を越せません。
バケットとアームの角度がかなり悪くなる為、あまり沢山すくう事か出来ませんね。
程なくして、1回目の積込みが終わりましたので、車で10分弱程離れた我が圃場に向けて、いざ出発です。
圃場②に到着し、堆肥置き場へギリギリ入るまで軽トラのお尻を放り込みます。
ここからはシャベルが活躍、手作業です。
腰痛持ちの私にはキツイ作業です😭!
そうも言っていられませんので、バシバシすくい堆肥置き場に投げ込んでいきます。
汗水流して後少し、ガラスの腰が痺れてきました💦。
ユンボのありがたみが身にしみます。
そんな事はどこ吹く風とばかりにお眠のレザン君は、エアコンの効いた車内で、作業中はキャリーバッグ、移動中は私の足の上でグッスリ。
移動中に、キャリーバッグで大人しくしてくれないので困ります。
ビニール張り
ビニール張りの下準備も終わりましたので、早速ビニールを張って行きます。
ビニールを張り終えれば、5月の本作業まで暫く時間に余裕が出来ますので、昨春一軒家に引っ越した事ですし、久しぶりにワンコを迎え入れる事にしました。
新しい相棒は3月18日に生後49日となり、その日以降に迎えに行く事が出来ますので、頑張ってそれまでに仕上げたいと思います。
まだ名無しの権兵衛のボストン君、生後30日過ぎです😁!
先日、香川県のブリーダーさんの所まで会いに行って来ました。
人懐っこくて、メチャクチャかわいい奴です。
もう既にメロメロですね〜😍。
幼少期にヨークシャーテリア、17年程前にラブラドールを飼っていましたが、いつ見ても動物の子供と言うのはかわいい物ですね。
私は断然犬派で、猫が好きでは有りませんが、ノラの子猫ですら何度連れて帰りたいと思った事か。
又機会が有れば、ブログにも登場させたいと思います。
脱線はこのくらいにして、作業の様子を・・・。
午前6時、東の空が白み始めましたので、作業を開始します。
特別寒くも無く、無風状態、絶好のビニール張り日和です。
棚を新設した圃場②から始めて行きます。
出来れば、半分位は終わらせてしまいたいのですが・・・。
資材と道具を準備します。
先ずはビニール、これが無くては始まりません。
アルミのピンチです。
程度の良い綺麗な物から使用して行き、万一足りなくなったら古いピンチを使おうと思います。
伸縮式の物干し竿。
S字フックと竿のストッパー。
ビニールの芯を2本。
鋏とピンチをお腰にぶら下げて、準備完了です。
一番やり難そうな、北側の端から張って行きます。
隅柱起こしを失敗し、背が高く、隣りの列とのクリアランスが狭くなり過ぎてしまいました💦。
仕方ないので、一つ隣の列の間にビニールをセットし、隣の列を跨いで張って行きます。
トンネルメッシュのチョボに、ビニールが引っ掛からないように、最低限2本だけビニールの芯をセットしておきます。
ゆっくりと引き出し後退しながら、横幹線の上を順次越して行きます。
チョボに引っ掛からず、無事に端まで到達しました。
隣の列のトンネルメッシュを超えて、ビニールを横移動させます。
センターマークを、トンネルメッシュの中央に合わせて端から順にビニールを被せて行きます。
最端を位置決めしピンチで固定、順次ピンチで固定して行きます。
端を引き下げ線に巻き付けて、ピンチで固定します。
順次位置を合わせ、ビニールをピンっと張りながらピンチで固定して行きます。
ビニールのセット位置まで来たら、適度に鋏でカットし、最終被せて端を固定します。
8時半位から風が吹き始め、9時過ぎには危険な状況になって来ましたので、手こずりながら最後の1列を張り終え、この辺りで諦めます。
何とか6列張る事が出来ました。
ピンチをクリップに変え、マイカー線で完全に固定して行きます。
マイカー線の端にクリップを取り付け、対面に放り投げてマイカー線を順次アーチに掛け行きます。
掛けたマイカー線が緩まないように、しっかり張りながら括り付けます。
エンジンポンプを1台、倉庫から引っ張り出し、午後から除草作業を開始しました。
ビニール張りの準備とブリージング
棚の新設工事を1月中に完了する予定が大幅に遅れた上、土作りと中支柱の敷石の埋め込みで、かなりの断根量となりましたので、今年は成木の粗皮剥きは取り止め、ビニール張りの準備を始める事にしました。
まだ少し時間の余裕は有りますが、天候がどう崩れるか分かりませんので、やれる事は早めに行なっていきます。
週末には、又お天気が崩れそうなので、ビニール張りは週明けからとし、今日からその下準備です。
ビニール張りを1人で行うには、夜明けから10時位までの、ほぼ無風の時間帯を狙わなくてはなりません。
風が吹き始めると、ビニールが風に煽られてとんでもない事になってしまいますので😓。
なので、日数が非常に掛かってしまいますので、毎年一番乗りで張り始めます。
他の作業は何とも思いませんが、この時程人手が欲しいと思う事は有りませんね〜。
ビニールを張り終えて余裕が有れば、今年4年生の、シャインとロザの主幹と主枝のみ、高圧洗浄機でザクッと軽く粗皮剥きを行いたいと思います。
先ずは何もともあれ、倉庫から資材を引っ張り出します。
使い回しのマイカー線です。
正式には語尾を伸ばさず、マイカ線ですね。
恐らく某メーカーさんの商品名で、未だに正式な名称は分かりません(コードバンドでしょうか?)が、大体何処でもマイカ線orマイカー線で通じるようです。
分厚い目のナイロン製、幅1cm程の平たいベルトのような紐で、内部にケブラーのような芯(コード?)が、バンドと平行方向に通っており、非常に丈夫で半永久的に使え回せそうな感じに見えます。
病害虫予防の観点から考えると、出来れば毎年又は数年に一度、新品に差し替えるべきでしょうが、数が数だけに(28aで恐らく2.000本程必要かと💦)切り出すのも非常に手間ですので、今の所差し替える気も無く、1/3数程?は前園主さんから引き継いだ、何年使用しているか定かでは無い物を使用しています😓。
アルミ製のSUNピンチです。
一体幾つ有るのやら・・・、数える気にもなりませんが(推定4千個?)、大半私が2年前から購入して来た新品と、かなり程度の良い、前園主さんが使用されていた物がプラケースに満タン4箱と、臨時に何とか使用出来そうな物が1箱有ります。
ビニールが、トンネルメッシュの突起している端部に引っ掛かって破れてしまうのを防ぐ為に、使用済ビニールの芯を数本残して有ります。
肝心要のビニール、スミカセキスイ製の透明マルチ、幅180cm、厚み0.05mm、センターマーク入り、強化型の100m巻きです。
全面に張るのは今年がお初で、今年新たに購入した15本と、昨年購入した15本の内の、残りの未開封品1本の計16本を使用します。
恐らくこれで、事足るとは思うのですが・・・?
昨年の物とは、ラベルが変更されているようです。
使い残しの半端も有りましたので、使ってしまいましょう。
それでは棚を新設した圃場②から、ビニールの抑えとするマイカー線をセットして参ります。
マイカー線の束をベルトループに括り付けて、作業を開始します。
昨日の雨で、まだ少し泥濘んだ土の上を引き摺るのは不本意ですが、致し方ございません。
トンネルメッシュの片側に、端から1列ずつ片蝶結びで括り付け、ぶら下げておきます。
3マス開けで付けていたか、はたまた4マス開けていたか???、迷った時にちゃんと確認していれば、後程超悲惨な気分に打ちひしがれる事も無かったのですが・・・😓。
お昼過ぎ、3本有る成木の内、若い方のシャインのブリージングを確認しました😁!
いよいよ休眠期より目覚めて根が活動を始め、水を吸い上げて、剪定の切り口から樹液が滴り落ちています。
まだ亜主枝の最基部のみですが・・・、見つけると何故か、非常に喜ばしい気分になりますね〜👍!
残念ながら他の木には、未だブリージングは見受けられません。
このシャインの木は、毎年美味しく、大粒で、良い房型のぶどうを生らせてくれます。
前園主さんが育成した木で、主幹を根元の方から分岐していますし、樹齢の割には主幹も主枝も少し頼りない気がし、新梢こそ太くなるものの、葉もそれ程大きくなりません。
けして樹勢が強いとは言えないと思うのですが、良い房を付けます。
やはり、樹勢は強過ぎても弱過ぎてもイケナイと言う事でしょうか?
この位が俗に言う中庸と言う物で、程々に丁度良い樹勢なのかも知れません。
今朝は寒かったので出遅れましたが、夕方5時まで時を費やし、圃場②のマイカー線取り付けが終わりました。
使用したマイカー線の数は約900本???💦、なんだか心做し減りが速いような気がします???💦、念の為過去のブログの記事を見返してみると・・・、有らぬ事か何と4マス開けでは有りませんか😵。
ショック大大大です😭!
このままではマイカー線が、明らかに足りなくなります。
ここはこのままにして、新たに足りないマイカー線を切り出すべきか?、はたまた付け直すべきか?
悩んだ挙句、明日以降に付け直す事にしました😂。
雑草もチラホラと、目に余るようになってきました。
そろそろ除草も始めねば・・・。
芽飛びの防止
育成若木の剪定も終え、どんどん暖かくなってきましたので、そろそろ私のぶどうの木達も長い休眠期から目覚めて活動を始める事かと思います。
目を覚ますその前に芽飛びを防ぐ為、芽傷処理とメリット青の塗布を行なっていきます。
作業時期は、産地の気候によって多少のズレが有ると思いますが、この辺りでは2月下旬〜3月上旬で、ブリージング(樹液流動期)の直前と言う事になります。
あまり早すぎると意味は無く、又枯れ込み等の心配が有り、遅すぎてブリージングが始まってしまうと逆に芽の成育に良く有りません。
育成若木の、ブリージング日時の確認と記録を毎年していませんが、成木の場合はオーロラでここ2年間3月1日、シャインが数日遅れと言った所でしょうか。
成育の早い品種から、順次作業を実施して行きます。
ベテランさんは、ノコや剪定鋏で行いますが、私は失敗するのが(芽傷が深過ぎても浅過ぎてもいけません)怖いので、専用の芽傷鋏を使用します。
この方が力加減もいらず、ただいっぱい握るだけなので、気を遣わず楽でも有ります。
私の圃場で一番早生品種で有るオーロラブラック、今年3年生から行なっていきます。
ブリージングが始まると、延長枝の先端から発芽抑制物質が基に向かって流れるらしく、途中の芽がその影響を受けて発芽し難くなります。
なので先端から2〜3芽は芽傷を入れません。
又、短梢剪定の場合、延長2年目以降は1〜2芽で剪定しますので、行う必要は有りません。
芽の先側2〜3mm位に、芽からあまりズレないよう芽傷を順次入れて行きます。
深さは形成層に達する程度、木質部にやや切り込む程度、約2mm程度ですね。
浅過ぎると効果は有りませんし、深過ぎると枝が折れてしまったり、芽に養分が届かなかったりしますので慎重に。
芽傷鋏ならあまり深さを気にしなくて大丈夫で、安心ですね。
これで、先の方から流れて来る発芽抑制物質が芽に影響を及ぼすのを防ぐ事が出来るようです。
同じ理由から、芽傷処理が終わった亜主枝の先端を下げておきます。
私の圃場では、もう分岐する木は有りませんが、WH型整枝等で、内側の分岐を新たに出す場合などは、必ず出したい芽にも芽傷処理を行います。
メリット青の塗布を行なっていきます。
メリット青の原液を同量の水で希釈し、良く攪拌します。
ハケで芽にたっぷりと塗ってあげます。
枝にも塗布又は散布した方が良いとか、樹勢の強い品種は原液でとか、様々な情報が有りますが、私は全品種2倍希釈で芽への塗布のみしています。
メリットは液肥なので、芽に栄養を与えて発芽を促進させると言う事でしょう。
育成若木の剪定と電動剪定鋏
ぶどう棚の新設工事も無事に完了し、たった3本しか無い成木の剪定も済まして、漸く私の苦手な寒い冬が終わりを告げようとしていますので、育成若木35本の剪定を開始して行きたいと思います。
それにしても、最後の最後にとんでも無く寒くなってしまいましたね〜😭。
ビュービューと強風が身に染みて、私的にはこの冬一番の辛い2日間となってしまいました。
寒さに負けずに頑張って参ります!
とその前に、成木シャインの剪定時、枝のあまりの堅さにめげてしまい、電動剪定鋏を導入する事にし、昨日届きましたので、早速シェイクダウン・・・!
マキタの充電式リチウムイオン電池シリーズの電動剪定鋏UP362DPG2、フルセットです。
私は同シリーズのディスクサンダーを所有していますので、電池の一つの買い増しでも対応出来たのですが、こちらの付属電池はBL1860Bで18V-6.0Ahの二機掛け、私のディスクサンダーの付属電池はBL1830Bで18V-3.0Ah、使用は可能ですが、電池の持ちが気掛かりです。
なので、電池×2と二口急速充電器付きのフルセットを購入する事にしました。
こちらは高トルクタイプになりますが、マキタの電動剪定鋏にはもう一手、標準トルクタイプのUP361DPT2が有ります。
定価で800円しか違いませんが、購入される方がいらっしゃるのでしょうか?
MAX製のザクリオPA-FJ301と悩みましが、私の調べた限りザクリオは税込定価253.000円の安いネット業者で198.800円、一方マキタ製は税込定価240.380円の155.480円です。
やはり約4万円の価格差は大きいですね〜、まあ天下のマキタ製ですので品質にも問題無い物と思われますし・・・、それにマキタは電池が他の電動工具等に使い回せて便利です。
使い勝手の差は不明ですが、ザクリオの最大切断径は30mm、一方マキタは通常モードで最大25mm、太枝モードで最大33mmですので、性能的には気持ち上回っているかと・・・🤔?
バッテリーユニットと18Vリチウムイオン電池×2です。
作業リュックです。
重たい電池とバッテリーユニットは、このリュックに収納し、背中に背たらって楽に作業する事が出来ます。
二口急速充電器で、2個のリチウムイオン電池を一気に充電出来ます。
100VのAC充電で、フル充電まで約55分で、リチウムイオン電池は継ぎ足し充電が可能です。
ハサミ本体と専用ホルスター、ハサミの重量は約0.8kgです。
コントロールユニット、電源S/Wです。
リュックにバッテリーとバッテリーユニットをセットした状態です。
それぞれケーブルで接続し、電源S/W ON、緑のパイロットランプが点灯します。
異常が有る場合は、赤のパイロットランプが点灯or点滅、又状況により緑のパイロットランプの点滅で知らせてくれます。
後は、鋏のトリガーを2連続で引くと、待機モードが解除されて作業可能状態となります。
何故か本気の収納バッグ???。
マキタの商標が無ければ、プチ旅行に使えそうな本格的なバッグです💦。
こんな物は要らないので、その分価格を抑えて頂ければと・・・、若しくは替刃を頂ければと・・・😓。
その他ブレード交換用ツールや純正潤滑油、ブレード研ぎ用ヤスリ等が付属されています。
安心の補修アフターパーツも充実しているようです。
尚、標準装備のブレードは堅枝用シャープブレードです。
バッテリーをフル充電してセットし、準備完了!
では早速、使用して参りましょう!
メインS/WをONにし、緑のパイロットランプを確認。
トリガーを2回引き、待機モードを解除して、後はトリガーを引くだけで、ブレード上刃が可動します。
トリガー前部の赤い開口調整レバーを倒すと、太枝モードとなり、ブレードの開口が広がり、直径33mmまでの太枝も切断する事が可能となります。
これは今年4年生のロザリオビアンコ の昨年の延長枝ですが、かなり太くて堅そうです💦。
思わず、ノコを引っ張り出して来たくなりそうですが、果たして電動剪定鋏の能力は如何に?
太枝モードにして鋏を当てがい、トリガーを引きます。
カメラの作動音のようなモーター音と共にブレード上刃が作動し、見事に何の抵抗感も無く、鋏で紙を切るかの如く、スパっと切断されました😁!
これは楽ですね〜!
トリガーの引き代も長く、それなりに引く抵抗感も適度で、違和感もあまりありません。
実際に手作業で切断している感覚に近い物がありますねー。
トリガーの引き代内で、引きを止めると、ブレードの作動もちゃんと止まります。
どんな感覚なのかと不安でしたが、かなり優秀ですね!
これは良い買い物をしました。
太くて堅いシャインの枝の節もサックサクです!
勿論、このような細い枝もスパっと切断出来ます。
細かい気根や吊り紐なんかも一刀両断です。
これは・・・、指を切断しないように気を付け無ければ・・・💦!
枝を切る時に、枝を下に落とさないように手を添えますが、重々気を付けなければ、鋏本体重0.8kgと、重たいと言う程では有りませんが、トリガーを引く瞬間に重みから刃先がブレる時があります。
かなり危険です!
暫く作業して気付きましたか、トリガーガードが手元方向に長い為、私の手の場合、中指の第二関節がトリガーガードの膨らみに丁度当たって、少し痛くなりました。
中指の位置を変える事で解決しますが、作業は少し行い辛くなりますね。
私の手は割と大き目ですから、手の小さい方や女性の方は使い難いかも知れません。
今年4年生のシャインマスカット育成若木です。
樹勢は非常に強く、毎年驚く程の成長を見せてくれます。
亜主枝は後30〜50cmも伸ばせば樹冠の拡大は完了し、いよいよ来年からは、4年生シャインマスカットは20本が全て成木となり、本格的な収穫が始まります。
今年は初生りとし、一昨年の延長枝に基準量の半数程度の房を付ける予定で、昨年の延長枝にはまだ房は付けず、更なる樹勢の充実を促します。
いや〜楽しみですねー!、どんな房型のシャインマスカットが出来るのでしょうか?
昨年の試験生りでも、果軸町7〜8cmで600gに迫る房重を記録していますので、かなり期待大々々です!
育成初年度に西日本豪雨災害で、小田川が圃場の真上で決壊して完全に丸一日水没し、一時はどうなる事かと思いましたが、良くここまでスクスクと成長してくれた物です!
先ずは、昨年伸ばした1年目の亜主枝延長枝を切り詰めます。
樹勢や延長枝の充実に特に問題が無ければ、18節残して切り返します。
一年で伸ばす事の出来る延長枝は、最大で概ね18節とされています。
折角伸ばしたのにと、欲張って長く残しても、芽飛びして新芽が出なかったり、芽が出ても勢いよく伸び無かったりする原因となり兼ねず、樹勢を弱らせて、将来的に良い木にならない可能性も有ります。
私の園地で樹勢に難が有るのは、クイーンニーナとアレキだけですので、その他は通常通り昨年の伸ばし始めから数えて18節、19節目を犠牲芽剪定し、切り落とします。
あまり伸びていないように思われますが、私のシャインは強勢で非常に伸びが強く、私は伸ばす事より枝の充実を重視する為、早々と摘心し、伸びを抑えてあります。
これは私のやり方で、正しいかどうかは分かりませんが、教科書では7月下旬〜8月上旬まで伸ばし続けて摘心し、その後枝先を下げて伸びを抑えると有りますが、私の場合はこれを早々と6月中〜下旬に行い、先端から出る副梢を逃げとして伸ばします。
その副梢が伸び過ぎると切り戻し、再度その副梢から出る副々梢を伸ばして、これを伸びが終わるまで繰り返します。
早々と延長枝を止めるだけでは、太く強くなり過ぎてしまう可能性が有りますので、こうして養分の逃げを作ってやります。
因みに、一昨年の私のように、延長枝も副梢も徹底的に止めてしまうと、翌年出る筈の副梢の基底芽が芽吹いてきます😵。
昨年は程々に抑えましたので、基の方は太く扁平している枝も有りますが、大半は三色ボールペンくらいの丁度程良い太さとなりました。
続いて副梢の剪定を行なって行きます。
昨年の延長枝なので、結果枝は有りません。
なので、副梢の付け根に有る基底芽から今年の結果枝を出しますので、副梢の1芽目を犠牲芽剪定して行きます。
昨年普及所の指導員さんに、新芽が伸びる邪魔になるので、基から切るように指導されましたが、万が一枯れ込むと💦と頭をよぎってどうしてもこのように・・・、まあピオーネやオーロラは、大半の副梢が枯れて勝手に無くなっているので大丈夫だとは思うんですが・・・。
続いて一昨年の延長枝を剪定して行きます。
シャインマスカットは樹勢が強く、伸びが良い為、どうしても節間が長くなってしまいます。
私のシャインも特に樹勢が強いので、言うに及ばずです。
節間は片側で概ね40cm程でしょうか、新梢は約20cm間隔で誘引したいので、節間が広い所は2芽剪定し芽座を2つに分岐します。
とは言え、芽座が極端に長くなってしまうのも考え物なので、2芽目までの節間が長過ぎる物は1芽剪定し、基底芽が出ればそれを、向きが悪いなど場合によっては副芽や最悪不定芽を利用します。
2年目の亜主枝は芽座の確保が最優先です。
シャインの場合、もうええわっと思うくらいそこかしこから芽が出てきますが、副芽や基底芽や不定芽はあまり良い枝にならない場合が多いので、出来れば使用したくはないものですが・・・。
先ずは昨年に剪定した副梢を根元から切り落とします。
ここは下芽になっていますので、2芽残すには丁度良い(対面に振り分ける事が出来ます)のですが、芽が足りているので、1芽剪定します。
2芽目の芽の真下で切り返します。(犠牲芽剪定)
ここはかなり節間が広いので、2芽剪定で。
芽も左右を向いていますので、振り分けるには丁度良いですね。
そんなこんなで、育成若木シャインの剪定1本が終わりました。
ブレードの刃先が少し欠けてしまいました。
どうやら棚線を挟んだようです。
棚線を切る程のパワーは無いようですが、刃が欠けてしまうので、気を付け無いといけませんね。
一日使用しましたが、蓄電量は一目盛りも減っていません。
なかなかの低燃費、優秀ですね。
これならば、3.0Ah電池一つの買い増しで充分でした😂。
ぶどう棚新設工事 ⑦
11月3日に旧ぶどう棚の解体をスタートし、解体に約2週間、中支柱の作成に約2週間、新設工事に約2ヶ月を費やし、漸く新しいぶどう棚が完成しました。
昨年の圃場3の新設工事に同じく、100%満足の行く仕上がりとはなりませんでしたが、私がこの先年老いて死ぬまで十分耐え得る堅牢な棚が完成したと思います。
回を重ねるごとに要領を掴み、創意工夫を凝らして進化を遂げていますので、来年の圃場1の新設工事こそは三度目の正直・・・、プロが建てたと見紛う程の、完成度を目指したいと思います。
幹線の縦横、メッシュ線、誘引線の全ての交差部をクロスクリップで固定します。
誘引線のみ#12のクロスクリップで、その他は全て#10のクロスクリップを使用します。
縦幹線と横幹線の交差部に、中支柱を立てて行きます。
底が平らになるようにシャベルで穴を掘り、敷石を置いて中支柱を立て、棚の高さと中支柱の垂直を調整し、良ければ穴の底部を敷石で叩き固めて中支柱を本立てし、アルミワイヤーで中支柱と幹線を固定して穴を埋め戻します。
番線を巻き付けたブロックを中支柱の真近に埋め、番線を中支柱に巻き付けて棚の浮きどめを施します。
トンネルメッシュとアーチパイプを取り付けて、今回のぶどう棚の新設工事は無事に完了です。
2月9日、トンネルメッシュ取り付けの合間を縫って、成木のオーロラブラック1本とシャインマスカット2本の本剪定を行いました。
基本的には1芽剪定で行いますが、画像のオーロラのように芽座の欠損が目立つ場合は、欠損部の真近は2芽剪定します。
ぶどう棚新設工事 ⑥
成木部以外の縦幹線張りと縦の周囲柱を完了し、残した成木部の4列は、解体から縦幹線、メッシュ線張り、誘引線張り、クロスクリップ、中支柱と一気に仕上げて行き、残すはトンネルメッシュの取り付けのみの状態まで仕上げておきます。
周囲柱を全て起こし、外枠は完了です。
成木の有る4列は、一気に仕上げておきます。
残りの縦列に、メッシュ取り付け線と誘引線を張って行きます。
B型のトンネルメッシュ全幅は120cmですので、周囲柱の中央から左右それぞれ60cmをメジャーで測り、メッシュ取り付け線の取り付け位置を決めて、周囲線にマーキングしておきます。
誘引線の幅は、周囲柱の中央から片側40cmに合わせます。
対面も同じく。
#10の半鋼線を必要量切り出します。
周囲線のマーキング位置に、メッシュ線のラインが合うように切り出した#10半鋼線を巻き付け、横幹線の上を越しながらメッシュ取り付け線を引いて行き、対面まで辿り着いたら少し余裕を残して仮留めしておきます。
張線機をセットし、一度少し強めに張って弛みを取り、再度適切なテンションが掛かるように張り直して、周囲線に巻き付け固定します。
誘引線は、#12の半鋼線を使用し、同様に行います。
1列に、メッシュ取り付け線と誘引線を各2本づつ張って完成です。